毎年1月と3月のグルコバはカレーリーフが枯れる関係で、北インド料理を出しています。
今回は牡蠣のビリヤニがメイン。前回は3月に思いつきで出してみたのですが、かなり美味しく出来て好評だったので、今年は牡蠣の時期的に安定供給が見込める1月末にずらしました。
牡蠣の量も前回よりも1.5倍の3kg弱を仕入れたので、料金をいつもより300円アップの2000円をいただいたのですが、それで気分が大きくなってしまったせいか、立派なサイズの海老もカレー用に買ってしまって、料金アップ分以上に仕入れのコストがかかってしまいました(笑)。
エビのカレーは、殻をむいて背わたを取って、殻はフライパンで乾煎りしてからすり鉢で砕き、出汁を取ってカレーに加えるという、インド人は絶対にやらない手の込んだ作り方をしたおかげで、エビの風味満載の美味しいカレーになりましたよ!
その場で作ったギーを入れたガラスの器が割れるというアクシデントはありましたが、王子渾身の牡蠣ビリヤニもスーペルな出来で、料理もほとんど売り切れてちょっと申し訳ないぐらいでした。
大鍋で炊き上がった瞬間のビリヤニはいつ見ても圧巻です!
では恒例のメニュー解説です。
A.チングリ・マライ
マスタードオイルとココナツミルクで煮込むベンガル風海老のカレー。
B.ロビア豆のカレー
日本では「ささげ」と呼ばれている豆をトマトで煮込んだカレー。
C.オニオン・ライタ
ビリヤニには必ず付く、ヨーグルトのサラダ。
D.ガジャル・ハルワ
すりおろした人参を牛乳とバターで煮込んだデザート。
E.ムーリ・パラタ
大根入りのマサラを包んで伸ばした惣菜パン。
F.トマト・チャットニー
トマトを使った北インド風のディップ。
G.グリーン・チャットニー
香菜とミント、ヨーグルトを使ったディップ。
H.ベグン・バジャ
ナスをマスタードオイルで焼いたベンガルのおかず。
I.アルー・ポシュト
じゃがいもを芥子の実マサラで煮込んだベンガルのおかず。
J.ベジタブル・サモサ
じゃがいもマサラを皮で包んで揚げた、インドを代表するスナック。
K.ジャスミン・ライス
湯取り法で炊いたご飯。
L.牡蠣のビリヤニ
ヒンドゥー式に、炊き込み法で作った牡蠣のビリヤニ。
M.小松菜のバジャ
ベンガルのミックススパイス、パンチホロンを使った小松菜炒め。
N.レンコンのピックル
レンコンを使ったインドの漬物。
以上、今回は14品でした。
次回は3/26、おそらくマトンカレーと、インドのストリートフードであるチャートをいろいろ作ると思いますので、またのご参加をお待ちしております!
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