大阪における魚介豚骨ラーメンの草分けである「麺や輝」。
最初は下新庄のド辺鄙な場所にぽつんとあった1軒のラーメン店が、あれよあれよと言う間に支店やお弟子さんの店がどんどん増えて、今や何と台北にまで支店を出す一大勢力になりました。
ここまで店が増えると、某醤油ラーメン店や神戸発祥のカツ丼店のようにいろんな部分をセントラル化して味が全体的に落ちるパターンが多いのですが、輝系列はどこもある程度高いレベルを保っているのが素晴らしいですね。こちらの長堀橋店も、いつも昼時は待ち客が出る人気です。
少し暑くなってきたのもあって、先客は皆つけ麺をオーダーしていましたが、私はラーメンと高菜ご飯を選択。今どき、デフォルトのラーメン+ライスで1000円オーバーの店も珍しくない中、これで730円というのは嬉しいです。
ラーメンは、こってり濃厚、背脂が浮いた鶏豚骨スープに、これまた酸味が出るまで煮だした魚介スープのブレンド。ストレートの中細麺、メンマ、しっかり味が染みた肩ロースと巻きバラの分厚いチャーシューが入ってます。
タレの塩気が少し強めで、高菜もご飯にたっぷり入っていたので食後は喉が渇きましたが、腹は満腹で満ち足りた昼飯でした。どうもご馳走様!