2015年3月31日火曜日

群青@天六の雨劇ラーメン

大阪のラーメン激戦区となって久しい天満界隈で、そのブームの発端となった店が天神橋筋六丁目にある「群青」さん。

堺筋本町に二毛作の店としてスタートし、その時から通っていた店ではありましたが、突然マスコミに取り上げられて大行列店となってしまい、それからは1度訪問したきりになっておりました。

しかし、たまたま昼前にこのあたりに訪れる機会があり、いつもどおりの行列かなと思って覗いてみたところ、意外にも人待ちがなくてすんなり入ることが出来ました。もうラーメンマニアさん達は福島の方に向かっちゃったんですかね?

事前に、ラーメンがリニューアルされているという情報を耳にしていたので、それを目当てに行ってみたところ、残雪というメニューのほうが提供できなくて雨劇と呼ばれる煮干しラーメンとつけ麺のみの提供という張り紙がありました。

なので選択の余地なく雨劇をオーダー。麺量は130gと200gがあり、750円の200gにしました。

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まずスープを飲んでみると、エグみもクセもガッツリ煮出された超濃厚な煮干しがガツーンと来ます。いや、これは今まで食べたどのラーメンよりも煮干しが強烈に来ますね。で、その後に強めの甘みがやって来ます。

うーん、これは結構意表を突かれました。個人的にはこの甘さはちょっと苦手ですかね~。それでも胡椒で味を変えながら煮干しに引き込まれるようにスープはほとんど飲んじゃいましたが(笑)。

麺は中太ストレートでツルツルした食感。200gだと食べごたえは十分ですね。

具は炙った肩ロースのチャーシュー、ほうれん草、メンマ、刻んだ白ネギ。チャーシューは厚みがあってこちらも食べごたえがあります。

大変インパクトがあった一杯ですが、やっぱこの甘味がなあ・・・いずれにせよ、煮干し好きなら体験する価値のある一杯である事は間違いありませんね!

関連ランキング:つけ麺 | 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

2015年3月30日月曜日

「グルコバ41」は王子卒業記念ビリヤーニ!

今や単なるカレーマニアの学生という枠を飛び越え、カラピンチャやサワディシンチャオでビリヤーニイベントを開くまでになってしまった、”カレーのプリンス”あれっくすさん。

その彼が4月から就職し、自分の店を開くための貯金を作るまでは(笑)カレーイベントに参加出来ないかもしれないという事で、最近はご無沙汰だった怪人Uさんを始め、多忙のmyblackmamaさんまで遊びに来る盛況になりました。

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ビリヤーニは当然ながらあっという間に売り切れの大人気。バスマティライスにガッツリとガラムマサラの香りを移し、鶏肉はカッチ法で生から炊き上げ、色付けはサフランという超本格的なビリヤーニを堪能していただけたかと思います。

あとの料理はビリヤーニに付き物のミルチカサラン、ライタ等ビリヤーニを邪魔しない料理でまとめさせていただきました。

では料理の解説です。

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A.かぼちゃハルワ
かぼちゃをギーと牛乳で練り上げたインドスイーツ。

B.ミルチ・カ・サラン
ゴマとピーナツ、ココナツのコク、タマリンドの甘酸っぱさが効いた青唐辛子のカレー。

C.チャナマサラ
ひよこ豆をトマトのマサラで煮込んだカレー。

D.チャパティ
全粒粉を練って焼いた無発酵パン。

E.ハイデラバーディ・チキン・カッチ・ビリヤーニ
1日マリネした骨付きチキンを使った、王子渾身の炊き上げカッチ法ビリヤーニ。

F.オニオン・パコラ
新玉ねぎを使ったインド風かき揚げ。

G.ベイガン・バルタ
パンジャブ料理の名菜、刻んだ焼きナスとトマトのカレー。

H.グリーン・チャットニー
ミントと香菜のディップ。今回はヨーグルト入り。

I.ポテト・ボンダ
じゃがいものスパイス炒めを団子にして揚げたスナック。

J.ビーフキーマ・サモサ
牛ひき肉を使ったノンベジ・サモサ。今回は餃子風に成形してみました。

K.ニンジンのサラダ
ニンジンと炒めた玉ねぎを和えたサラダ。

L.春キャベツのパンジャブ風炒め
キャベツをくたっとなるまで炒めたお惣菜。

M.ニンジン・サンボール
ニンジンが余ったので、myblackmamaさんがスリランカ風の和え物にしました。

O.半熟ゆで卵
ビリヤーニの付け合せで。

P.小松菜のベンガル風
ベンガル風にパンチホロンとマスタードオイルを使った小松菜の炒めもの。

以上、ビリヤーニを中心に16品。

次回は5/31(日)開催予定。テーマはおそらくスリランカ料理で行くと思います。いつもどおり、予約は1ヶ月前から行いますので、またよろしくお願いします!

2015年3月28日土曜日

改めて掲載、立ち飲み「かこも北浜店」

北浜に支店をオープンしてからはや4ヶ月。すっかり北浜の地に馴染んだ存在になった「かこも」さん。

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オープン直後の開店セールに訪れてエントリーを書いたのですが、その後何度も通ってじっくりいろんなメニューを試してみたので、本サイトの方に改めて掲載する事にしました。

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まずは平日は17~18時、土曜祝日は19時まで、600円までの酒とセットでワンコインになるサービスで出て来る三種盛り。

冷奴にカブの浅漬け、大根のゆず味噌和え。そしてつくねの照り焼き、アサリと野菜の和え物、イカのワタ煮とどれもきっちり仕事がされてます。

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海鮮は、脂が乗ったブリ刺し、カツオの腹皮焼き、アジのなめろう、鯖の幽庵焼きとどれも鮮度抜群、調理はシンプルに素材が活きています。

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ポテトサラダは里芋のぬめりが新鮮、パリパリ軽快なごぼうチップも楽しいし、プリッとしたカキフライ、白味噌が効いてあっさりした牡蠣の土手鍋と、旬の素材が手を変え品を変え出て来るのも嬉しいですね。

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肉系もぬかりなく、丁寧な下処理で臭み皆無のバサ(牛の肺)の天ぷら、ゆずが香るボリューム満点の若鳥つみれの炊合せ、子供のげんこつサイズのモモ肉がゴロゴロの唐揚げ、大ぶりの豚バラ肉3個に大根、卵がついたホロホロの豚角煮など、倍の値段がしてもおかしくない味とボリュームです。

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あと、個人的にすごく気に入ったのがエビ天巻き寿司。からっと揚げた海老天と塩昆布を海苔巻きにし、添えられた天つゆにつけて食べるもので、昆布と天つゆ、天ぷらの熱さと酢飯の温度差のコントラストが非常に楽しいです。しかもこの量でたったの480円という値段にも感激。

何度行っても魅力的な季節の品が取り揃えられていますし、これは自然に通ってしまう常連が増えるのも納得の名店ですよね!

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

かこも 北浜店立ち飲み居酒屋・バー / 北浜駅なにわ橋駅淀屋橋駅

夜総合点★★★★ 4.0

2015年3月27日金曜日

いきなり大行列の人気店に「ラーメン坊也哲」@若江岩田

この場所は私も車でよく前を通っていて馴染みはあったのですが、いかんせん中央環状線の側道沿いという分かりにくくて駅から遠い立地であり、以前には2軒ほどのラーメン屋が入っては撤退していったといういわくつきの物件でした。

この店もオープン当初は毎日ガラガラでまたすぐ閉店になるかなと思っていたところ、いきなりぴあのラーメン特集本でグランプリを取って大ブレイク。休日など、開店前から並ばないと入れないお店になって驚きました。

私の初訪問はそのブレイク前で、他のメニューも試さないとなあと思ってのびのびになっていたところにその事件で、今度は行列の様子を見ながら再訪のチャンスを探しているうちに、ここまで掲載が伸びてしまいました・・・

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醤油ラーメンは丸鶏を使ったふくよかなボディと、少し酸味を感じるまろやかなカエシを合わせたコンソメのようなスープに、ブリブリの平打麺、もも肉のレアチャーシュー、メンマ、九条ねぎと細部にまで神経が行き届いた一杯で食べごたえも十分。

サイドメニューの豚マヨ丼は・・・まあそのまんまですかね(笑)。

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限定のせせり醤油ラーメンは、さらにたまり醤油を使ったパンチのあるカエシと、4本も並べられたせせりの炙り焼きが圧巻。

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塩ラーメンは醤油よりもさらに鶏の旨みを押し出したスープで、それをベースにしたつけダレに角切りチャーシューやつくねが入ったつけ麺も人気が高いです。

店内は結構広くてキャパはあるのですが、いかんせん1回の調理でそんなに多くの杯数が作れないので、行列+店内待ちで結構食べるまでに時間がかかってしまうのが玉に瑕。家から近いんで、もっと気軽に通えて欲しいんですがねえ・・・

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

ラーメン坊也哲ラーメン / 若江岩田駅八戸ノ里駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2015年3月26日木曜日

安定と伝統のビフカツ@はり重カレーショップ

この日は、昼休みに裾直しを頼んだズボンを心斎橋まで取りに行く用事がありました。

最初は長堀橋に新しくオープンした人気店系列のラーメン店に行こうかと思っていたのですが、昼前にたまたまishさんの洋食店について書かれたエントリーを読んでしまって頭の中がすっかり洋食になってしまいました(笑)。

でも難波付近は重亭、自由軒といった老舗有名店はあるもののお手頃な店があまり無く、しき浪も閉店して久しいのでどこに行こうかと考えて思いついたのがこちら。

最近、人には薦めた事はありましたが自分で訪れるのは本当に久しぶり。古き良き昭和の道頓堀の空気をそのまま切り取ったような店の雰囲気も、嬉しい事に値段(消費税は外税分かかりますが)も全く昔と変わっていませんね。

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ライス付きで900円のビフカツは、ラードで香ばしく揚げられたちょっと厚めの衣をまとった柔らかい牛肉に、トマトトマトしてないビターで少し重めのクラシックなドミグラスソースが染み込み、これはご飯がガシガシ進みます。

いや、味のほうも全く昔と変わらぬ安定した美味さで言う事ありません。こういう伝統の重みを感じる店は、資本系やチェーン店で埋め尽くされてしまったミナミでは本当に貴重な存在になってしまいました。まさに大阪のB級グルメ世界遺産の代表格だと思いますね。

はり重カレーショップ洋食 / 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)日本橋駅

昼総合点★★★★ 4.0

2015年3月25日水曜日

一日一麺LAB+@長堀橋

西中島に、「人類みな麺類」という人気のラーメン店があって、その系列らしき新店が長堀橋に出来たと聞いて行ってみました。

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店はまるでカフェのようにメタリックでオシャレな佇まいですが、バイト研修なのかオープンキッチンの中にはコックコートを着た店員が5人もいて、そんなに多くの席数が無いので違和感があります。

その店員さんがメニューを説明してくださるのですが、「いつものヤツ」が貝出し薄口スープで、「今日はコレ」が甲殻類出し濃口スープらしく、レギュラーが大きいバラ肉のチャーシューが乗って、ライトが小さめチャーシューに煮玉子と、結局何が何だかわかりにくいです(笑)。

最終的に、オーダーは「今日はコレ」のライトにしました。ライスを付けようかと思ったのですが、小で150円とお高めだったので断念。

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ラーメンは最近流行りの逆テーパーが付いた器に、小とは言え十分分厚くて食べごたえがあるチャーシュー、煮玉子、極太メンマ、白ネギの小口切りとさらしたものが乗っています。

スープはかなり甘さが全面に出た醤油味で、甲殻類の存在感はあまり感じられず、ストレートな鶏ガラ醤油という感じです。つーか、具材に甲殻類が全く無いのに、そのガラだけ仕入れているという事でしょうか?

麺は自家製で楕円形の断面をしたツルツルモッチリタイプ。量的にはそんなに多くない感じで、成人男性なら大盛り必須な様子。

まあ全体的に整った美味しいラーメンだとは思いますが、チャーシュー以外にあまり特徴が無くて800円と言われるとちょっと、って感じでしょうかねえ・・・

このあたりは夜の集客が厳しいですし、オフィスのランチエリアからは微妙に外れているので果たして安定した経営になるのでしょうか?

一日一麺LAB+ラーメン / 長堀橋駅松屋町駅心斎橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

昼総合点★★★☆☆ 3.0

2015年3月24日火曜日

マディラ酒を使うとミートソースが洋食店の味に!

先週末はリュックサックマーケットに持っていった赤ワインが余っていたので久々にミートソースを作りました。

その時にふと思いついて年末のタンシチュー用に買ったマディラ酒を入れてみたら、深みのある甘みと酸味がプラスされてすごく美味しくなったので記録を兼ねてご報告。

マディラ酒以外は普通のプロセスで、まず合挽肉400gをテフロンのフライパンにぶちまけ、ナツメグまたはオールスパイス、胡椒を少々ふりかけ、強火で肉を動かさずにハンバーグ上の焼き目が片方に付いたらひっくり返します。

同様に反対側にも焼き目が付いたら、赤ワインを100cc注いでアルコールを飛ばしながら底をこそげるようにして煮詰めていきます。

別の鍋にニンニクのみじん切り1かけ分とオリーブオイル適量を入れて中火にし、ニンニクの香りが出たら玉ねぎ1個、ニンジン1本、セロリ1本をみじん切りにしたものを加え、強火で10分、全体が色づくまで炒めます。

そこに先ほど焼いた肉を加えて崩し、トマト缶1個、ベイリーフ1枚、そしてマディラ酒大さじ2を加えて、沸騰したら弱火にして蓋をし、30分ほど煮込みます。

子供用ならウスターソース大さじ1、トマトケチャップ大さじ2をさらに加え、最後に塩を小さじ2プラス適量を入れて味を整えたら出来上がり。

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スパゲティにして食べた子供らにも好評で、いつもはパスタを遊び食べする次女もおかわりするぐらいでしたよ。

マディラ酒の代わりにポルト酒やマルサラ酒でもOKだと思います。是非、今までと一味違う洋食店のようなミートソースをお試しあれ!

2015年3月23日月曜日

麺座ぎんじろう@中崎町のつけ麺

自動券売機に表示してありながら、ずっと品切れのままだった「麺座ぎんじろう」のつけ麺メニュー。

先日たまたま前を通りがかったら、表のメニューにつけ麺の写真が貼られてあるのに気付き、後日それを目当てに再訪しました。

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値段は300gのノーマルが850円で、おそらく200gの小盛が750円。この日はあまり腹が減ってなかったので小盛にしましたが、ラーメンとは違ってチャーシュー(短冊状)が1枚分、そしてキャベツともやしが乗ってないので食べごたえはさらに軽い感じです。

その代わり、メンマと味玉半分、ほうれん草、さらし白ネギ、くし切りにしたレモンが載っていて見た目はなかなかカラフルかつ豪華な感じです。

つけダレは、乳化した豚骨スープベースの甘辛味で、刻んだしょうがと魚粉がアクセントになっています。いつの間にか卓上にも魚粉が置かれるようになっていて、一味唐辛子やコショウ、醤油ダレと一緒に味を変える楽しみがあります。

麺は熱盛りと冷盛りが選べるようになっており、相変わらず二郎系にしては加水率高めのブリブリ極太麺で、タレの粘度がそこそこなので絡みはまずまず。デフォルトではニンニクが入っていませんが、ニンニクの追加も可能なようです。

個人的には、二郎系にはあくまで二郎らしさを求めてしまうのでラーメンのほうが良いかなと思ったりしましたが、見た目が賑やかで女性客には受けるんじゃないでしょうか?

関連ランキング:ラーメン | 中崎町駅天神橋筋六丁目駅天満駅

2015年3月22日日曜日

春のうららの摩耶山リュックサックマーケット

今年も3月から始まった摩耶山リュックサックマーケット

昨年の秋に工事中の破損事故からロープウェーが復活し、摩耶山山頂の星の駅、掬星台での開催に戻って来ました。

雰囲気的にはもちろん、星の駅のほうがケーブルカーとロープウェーの中継駅である虹の駅よりもずっと良いのですが、標高が高いので3月とか11月は凍えるような寒さになってしまう事もあったりします。

ちょうど3月の中程が最低気温3度ぐらいの真冬並みの寒さになったので、このままだと参加は見送ろうかなと思ったりもしたのですが、何とか先週になって春らしい陽気になってくれました。

当日も初春とは思えないポカポカ陽気で、一応山頂対策として防寒具を着込んでいったものの全く必要ないぐらいの暖かさでしたね。

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当日は少し早めに出かけましたが、午前10時の時点でケーブルカーは待ち行列が出来るぐらいの出足の速さ。(@_@;)

山頂はもう既にめぼしいポジションは出店者で占められていてちょっと焦りました。

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今回作ったのはスリランカ風チキンカレー・クスクス添え。

グルコバではカレーのレシピは出来るだけ現地に近い形で作っているので、スリランカの場合はシンハラ語のチキンカレーを意味するククルマス・ウェンジャナと表記していたりするのですが、リュックサックマーケットでは日本人向けにちょっとアレンジを加えていたりします。

どういうアレンジかは内緒ですので、是非リュックサックマーケットに来ていただいて違いを感じてください(笑)。

さてこの日の売上は結構好調で、1杯400円のカレーが午後1時ぐらいには完売してしまいました。

でも、山頂は寒そうだからと思って用意したホットワインは、日なただと暑いぐらいの陽気だったので全然出ませんでしたねえ・・・(^_^;)

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リュックサックマーケットでいつも顔を合わせる常連の方に、三岳酒造が作っている、愛子親王殿下お誕生時に皇室に献上された「愛子」というレア物をいただいたので、持参のワインと物々交換をしながら楽しみました(笑)。

昨年同様、今年もリュックサックマーケットには出来るだけ参加したいと思っておりますので、皆さんよろしくお願いします!

2015年3月20日金曜日

「烈志笑魚油 麺香房 三く」のかけラーメン@福島

この日は、たまたま午前中に所用のため福島駅を訪れる機会があったので、昼休みに行って帰るのが難しい人気のラーメン店に行ってみる事にしました。

用事を終えて開店の15分前ぐらいに着いてみたら、既に15人ぐらいが並んでいてビックリ・・・(@_@;)

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開店前に店員さんが出てきて、「ホニャララがここまでです~」みたいな事を言っていたので、何かなと思ったのですが、どうやら10食限定で落とし蓋とかいうラーメンがあって、最初の方に並んでいる人は全員それを頼んでいたみたいですね・・・それを食べようと思ったら何分待たないといけないんでしょうか。

中はカフェのようなオシャレなカウンター席で、スタッフも4人居て比較的客の回転もよく、お茶のサービスも接客も実に丁寧で待つこと以外にはストレスがありません。これなら女性客が多いのも納得ですね。

私は限定品には興味が無いので基本のかけラーメン+梅しらすご飯のセット(880円)にしました。

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かけラーメンは煮干しとかつお節が全面に出たタイプで、中に焼いた煮干しが1個まるまる入っていて驚きます。スープの表面にはカツオ節の油が浮かび、底にも魚粉が沈殿しているぐらいなのに、不思議と雑味や苦味が無くてパワフルな旨味だけが飛び込んできます。

具はホロホロに柔らかいバラ肉チャーシューが2枚と、ほうれん草、そして短冊に切った白ネギ。このネギが甘さを、チャーシューが脂分を加えていて絶妙のバランスです。そして麺は西山製麺製のシコシコした細身の縮れ麺。

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店で「くすり」と称して、頓服状に畳まれた紙に入った「やまつ辻田」製の七味唐辛子をいただいて味を変えてみたり。この七味は自分でも買った事がありますが、山椒とゴマが効いていて美味しいですよね。

食べている時は、やはり人気店だけあって旨いな~と思ってましたが、ラーメンマニアでない人間にとってはあの行列と高めの値段はハードルが高くて再訪は微妙ですかね~。でも高い評価が間違いない店だと思います。どうもご馳走様!

烈志笑魚油 麺香房 三くラーメン / 新福島駅中之島駅福島駅

夜総合点★★★★ 4.0

昼総合点★★★★ 4.0

2015年3月19日木曜日

3/21土曜日 摩耶山リュックサックマーケットに出店します

今年も3月21日からスタートする摩耶山リュックサックマーケット

先日までは寒風がビュービュー吹く寒さで、これから摩耶山頂付近は相当厳しくなるんじゃないかと尻込みしてましたが、今週になってからめっきり暖かくなり、天気の心配も無さそうなので出店する事にしました!

とは言え人出がちょっぴり心配なので、料理はあまり奇をてらわずに「スリランカ・チキンカレー、クスクス添え(400円)」で行くことにします。そして、スパイスが香るホットワインも提供します。

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と言うわけで早速、鶏肉にまぶすツナパハ作り。でも家の在庫が無いのでランペ無し。ドライランペは以前に野澤屋の通販で買ったのですが、最近はずっと品切れで取り扱いやめちゃったっぽいですね・・・

もしドライランペの入手が難しいようなら、グルコバでスリランカテーマをやる時は冷凍のパンダンリーフを手配しようかなあ。

2015年3月18日水曜日

我が家の春のパスタ祭り

この日は冷蔵庫にあまり食材が残ってなかったので、まだ2つほど冷凍してあったカルボナーラセット(自家製パンチェッタと、安売りしていたパルミジャーノ20gパック)を使って、パスタの晩飯にしました。

が、パスタとなるとソースにワインが欲しいし、次女の方はトマトソースのほうが良いと言い出したので、結局トマト缶やしめじ、ベーコンを買ってアマトリチャーナ風のスパゲティも作ったから結局それなりにお金を使っちゃったんですけどね・・・(^_^;)

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カルボナーラは、パンチェッタとニンニクをじっくりオリーブオイルで炒めて白ワインと乳化させ、ゆだったパスタを放り込んでオイルと絡め、そこにおろしたパルミジャーノとミルで挽いた黒胡椒、全卵をかき混ぜた卵液を加えてクリーム状になるまで和えたら出来上がり。

カロリーは高いけどやっぱり旨いですねえ~。あと1回でパンチェッタが無くなるので、今度はグアンチャーレに挑戦してみようかな?

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そしてこちらはベーコンとしめじ、トマトソースのアマトリチャーナ風スパゲティ。こちらにもワインを加えてコクを出してみました。

それにしても、今回のパスタにはバリラ社製の500gのパックを全部使ったのですが、おそらく長女1人で350gぐらい平らげてしまったのではないかと・・・自分が中高生の頃でもそんなに食べたっけというぐらいに凄い胃袋です。。。

これで次女も中学になったらパスタをどんだけ茹でないといけなくなるんでしょうかねえ・・・あな恐ろしや。

2015年3月17日火曜日

貝印「Xfit×ガンダムのコラボ商品第2弾」キャンペーン

【貝印】のモニターに参加中です。

日本を代表する刃物メーカーである貝印から、あの機動戦士ガンダムとXfitというカミソリがコラボした商品の第二弾がキャンペーンされています。

僕自身は肌が弱くてヒゲが薄いのもあって、普段は電動シェーバーを使っているのですが最近のカミソリは凄いですね。

5枚刃が自由に首振りをして、しかも1つの替刃を2週間も使うのだから、少し前までせいぜい2枚刃のカミソリを使い捨てにしていた自分の知っているそれとは全然違いますな。

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しかもデザインはガンダムとコラボしても全く違和感が無いかっこよさ。ガンダムやシャアザクなどの頭部分を形どったフックが付いているのですが、カラーリングもきっちりマッチしています。

他にも、連邦軍とジオン公国のエンブレムが入ったグッズが当たったり、キャンペーンシールを集めてもらえるカレンダーなど、キャンペーングッズも取り揃えられていますので、是非お試しください!

キャンペーンサイトはこちら

2015年3月16日月曜日

午後の駅弁補充で折尾駅東筑軒かしわめしゲット!@新大阪エキマルシェ

昨日はたまたま梅田に出る用事があったので、新大阪駅に出来たエキマルシェの駅弁売り場「旅弁当 駅弁にぎわい」を覗いてみました。

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もちろん相変わらずの混雑ぶりで、営業主体である淡路屋の駅弁以外は軒並み売り切れ状態になっていたわけですが、ちょっと時間を潰して3時半過ぎにまた覗いてみると、店員さんが夫婦あなごめしやかに寿司など駅弁のサンプルに張られていた品切れの札を次々に外しているではありませんか!

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その補充された駅弁の中に、目当てにしていた東筑軒「かしわめし」があったので当然すかさずゲット!

宮島口駅うえののあなごめしは、金土日の午後1時から到着という情報はチラシで分かっていたものの、他の駅弁がいつ到着するかについては分からずじまいで困っておりました。

しかしいろいろネットで情報を探っていると、どうも3時過ぎあたりで補充があったとの書き込みを見つけたので、今回はその情報を信じて行ってみたところ3時半でビンゴだったと言うわけです。

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東筑軒のかしわめしは相変わらずの美味しさ。この駅弁を最初に買ったのは2009年ですが、その当時から値段がほぼ変わってないのは素晴らしいの一言。

晩御飯で酒を飲みながら1つ平らげるのはちょっとしんどかったですが、今年は阪神の駅弁大会で買ってなかったので久々に味わえて良かったです!

2015年3月15日日曜日

マルちゃん正麺 豚骨醤油味

先日、スーパーをウロウロしているとこんなモノを見つけてしまいました。

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かつて一世を風靡したマルちゃん正麺のつけ麺タイプ。2食セットの縦長パッケージなのがちょっと新鮮ですな。

ライバルである「頂」は先行してつけ麺を販売しており、そちらもなかなか美味しかったので期待です。

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付け足した具は白ネギと刻んだニンニクのみでシンプルにいただきました。

液体と粉末の2つのスープで作るつけダレは、正統派の豚骨醤油でとろみもしっかりあって麺に良く絡みます。ほんのり魚介風味が効いて、刻んだ鷹の爪が入っていてピリッとアクセントになってます。

そして秀逸なのは7分も茹でる極太麺。プリプリ、ツルツルの食感で何も言わなければほとんどの人がこれは生麺だと思うでしょう。

惜しむらくは、麺の長さが短めでズルズルたぐる快感に少し欠ける点。これは自分の茹で方にも問題があるのかもしれませんが。

いや、これは最近のインスタントラーメンとしてはかなりのオススメです。次は是非もう1つの魚介醤油も試してみないといけませんな!

2015年3月13日金曜日

中華料理屋で洋食「松屋」@難波

神戸のマルヤや大阪のグリルABCなど、関西にある古い洋食屋では、ラーメンや中華丼などの中華料理を出している店が結構多かったりするのですが、その逆のパターンである中華屋が洋食を出すってのは意外と少ないですよね。

時々、とんかつやオムライス、カレー丼なんかを出したりする店もあったりはしますが、それらを全部取り揃えていてしかも下手をすると通常の中華メニューよりも旨いという店はここぐらいじゃないでしょうか。

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こちらでまずお勧めなのはオムライス。鶏肉ゴロゴロ、中華出汁とケチャップがガッツリ効いたパンチのある味で、下手な洋食屋など消し飛んでしまう旨さです。

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そして毎週水曜に仕込まれて売り切れ御免のカレーライス。今では珍しい、ニンジンとジャガイモがゴロゴロ入った見事なまでの「オカンカレー」。単なるルー味じゃなくて甘辛にアレンジしてあるところが泣かせます。

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最後に厚さ2cm、大人の手のひらサイズの巨大とんかつ。ソースは普通のケチャップメインのタイプですが、唐揚げなどに使っている肉の味が染み込んだ揚げ油の香ばしさが一味違います。

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そして本業の中華料理の数々。ボリュームはどれも凄いし、餃子の包み方からしてどれも丁寧に作られてますけど、味は全体的にあっさりまとめられていて大きな特徴は無いかな。あ、和だしがほんのり効いたラーメンは個性があって楽しかったですよ。

あとこちらはいかにも家族総出の営業スタイルなのですが、定食のスープや唐揚げ用の塩が2個出されたり、どうも足並みが揃ってなくて半分ケンカをしながらなのが不思議です(笑)。

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

中華料理 松屋ラーメン / 恵美須町駅今宮戎駅難波駅(南海)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2015年3月12日木曜日

和と伊な立ち飲み「わとい」@難波

本当なら先週末に更新する予定だったのですが、ここのところ本業がいろいろ立て込んでいて、すっかりタイミングを忘れておりました。まあ、なかなか新規開拓も出来ない状況だったのでちょうど良かったのですが・・・

さて、最近は新しい立ち飲みが雨後の竹の子のようにオープンしている「裏なんば」エリア。その北側、千日前筋を挟んだところにイタリアンと和食のメニューを揃えた店がオープンしてました。

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中島ビルという雑居ビルの一番奥にある、昭和の昔はきっとスナックが入っていたんだろうなと思わせるロケーション。

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赤い看板に導かれて店内へ入ると、そこにも赤いタイル張りのカウンターがあって目立っています。

まずメニューを見て目を引くのがお酒の安さ。篠峯や黒龍といった地酒が190円から、グラスワインも290円と難波の一等地にありながらすこぶる良心的。

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ツナが入ってコショウが効いた酒が進むポテサラ、マルサラ酒のような芳醇な甘みを感じるミートグラタン、和風のソースが美味しいローストビーフ、柿とクレソンのサラダなど、イタリアンベースながら独自のアレンジが加えられています。

1日に提供される品数自体は多くないですが、日替わりバリエーションが豊富でいろいろ通って試したくなりますね。その日のメニューはFacebookで分かるのでチェック必須!

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和の方は、ごくごくあっさり味のおでんにコクのあるワタ持ちイカなどの干物、鶏のたたき、大振りな鶏の唐揚げと比較的シンプルな品が中心です。

腰を据えてじっくり飲むというよりは、ミナミハシゴの途中でふらっと立ち寄るのに最適なお店だと思います。

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

わとい立ち飲み居酒屋・バー / 日本橋駅近鉄日本橋駅大阪難波駅

夜総合点★★★★ 4.0

2015年3月11日水曜日

関西風肉じゃが

今回は松阪肉じゃなくて、冷凍庫にあったオーストラリア産の牛肉を使っての料理です。

薄切り牛肉を使った料理というと、ハヤシライスや焼肉以外には肉豆腐とか甘辛く煮込んだものしか思い浮かばないですよね・・・今回も何か目新しいものにしようかと思ったのですが、じゃがいもが在庫にあったのを見てあっさり肉じゃがに決定。

ただ、今回は煮汁にダシは加えず、輸入肉なので牛脂で肉を炒めて脂分を加え、酒と醤油、みりん、砂糖だけで煮込みました。酒は肉300gとじゃがいも4個に対して1カップぐらいとかなりたっぷりな量です。

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週末料理なのでご飯に合うというより酒に合うタイプのレシピにしてみましたが、狙い通りにビールによく合うこってり味になって楽しめましたよ。

2015年3月9日月曜日

朝日屋@津の松阪肉細切れですき焼き

伊勢志摩保養所旅行でもはや恒例になっている朝日屋詣で。

言わずと知れた、毎年松阪牛のチャンピオンを落札し続けている松阪を代表するお肉屋さんです。

とは言えトップクラスの肉でグラム4000円程度と値段は百貨店に比べてもリーズナブルで、普通に豚肉や鶏肉、コロッケなどの惣菜を売っている庶民的なお店でもあるのです。

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ここではいつも松阪牛のすじ肉が入った絶品コロッケやミンチカツを買い食いするのですが、それと一緒に家での消費用に買っているのが松阪牛の細切れ肉。

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細切れとは言え、キメの細かい霜降りのバラ肉から取られたものであり、常温で置いておくとどんどん脂が溶け出してしまうぐらいの繊細さです。

パックには牛丼用と書いてありますが、我が家ではもったいなくていつもすき焼きにして食べております(笑)。

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肉には筋が一切無くて溶けるように柔らかいです。これで300g入って1000円程度とは素晴らしいとしか言い様が無いですね。おそらく値段を聞かずに食べたらこの5倍の値段でも納得してしまうでしょうね。

この日は、えて吉さんが隣にあった生センマイを買っておられましたが、えてして真っ白なセンマイは晒され過ぎで水っぽくなったりするものですが、これはとても濃厚で絶品、味噌ベースのタレも良かったです。次回はこれも自分用に買いたいですな!

2015年3月8日日曜日

エキマルシェ新大阪で、うえののあなごめし駅弁

この3月4日に、新大阪駅のエキナカ商業施設である「エキマルシェ新大阪」がオープンしました。

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その目玉施設としては、ショップ限定の品が食べられる鶯ボール、チキンラーメンアイスが食べられるチキラーショップといった物販店に、

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オムライスの北極星や串カツの松葉総本店、サントリーが買収したジム・ビームを冠に据えたバーなど特色のある飲食店が並んでいます。

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しかし自分的な目当ては、その新大阪エキマルシェの一角にオープンした「旅弁当 駅弁にぎわい」。

淡路屋の品を中心に、北海道や西日本の駅弁がずらりと並べられたショップで、稚内のうに壺や花咲かに飯、鮎屋三代、折尾のかしわめしといった著名な品も揃っています。

中でも目玉と言えるのが、あの宮島口駅うえのの「あなごめし」。

このブロクでもわざわざ広島から買ってきてもらったり、阪神駅弁大会の折に予約して買ったりした名品ですが、それを金土日の13時から限定30食という制限があるとはいえ、常時大阪で買えるようになったのは感慨深いものがあります。

でも、あなごめしは値段も高いし、しょっちゅう食べられるような財力があるわけでもないので、今回はかしわめし狙いで出かけてみたのですが、13時過ぎのカウンターを見るとご覧のとおり。

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売り切れでない品を探すほうが難しいぐらいの惨状で、一応うに壺やしゃもじかきめしなどは残ってましたが、今年は阪神でうに壺を食べたし牡蠣は的矢を食ったしで食指が動かず。

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結果的に、まだ在庫が残っていたうえののあなごめしを買う羽目になってしまいました・・・まあその存在が知られると土日に買うのは難しくなるかもしれないので、ある意味最後のチャンスと思って購入。

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うえののあなごめしは繊細な味だけに、下手に温めないほうがその真価が分かるのですが、やはりフワトロな食感も楽しみたかったので、穴子の半分を蒸してみました。

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お湯を入れた鍋に土台と皿を置き、穴子には日本酒をふりかけて15分ほど蒸しました。

そうすると穴子の身はほとんど溶けるように柔らかくなり日本酒といただくとたまらないものがあります。

ご飯の方も一部蒸してみましたが、前に試したのと同じくこっちはイマイチ。やはり温めると繊細な香りが飛んでしまうのは避けられないようです。

是非次回は午前中に行って、かしわめしをゲットしてみたいものですな!