西大路八条の極太清流らーめんで昼飯をいただいた後、親父との待ち合わせまで時間があったので、三条通を西へ進んで嵐山をちょっとぶらつきました。
いや~、しかし嵐山も外国人観光客で凄いことになってますね。
その昔、嵐山と言えば地元民がボートを乗りに来たり、保津川下りの終点でご飯を食べたり、小学生が写生大会をしていたりする落ち着いた保養地だったのに、アンノン族の勃興で竹やぶと寂れた寺社しか無かった嵯峨野に突然スポットが当たり、いきなり府外の観光客が増え始めたんですよね。
80年台後半のバブル時代には、梅宮辰夫の漬物店が嵐山に出来たと聞いて、「これで嵐山も原宿化してしまうんだなあ」と京都人はガッカリしたものでしたが、そんな時代の人でさえ、現在の嵐山を見ても浦島太郎のように思ってしまう事でしょう。
その嵐山へ向かう道すがらにふと目に止まったのがこの看板。
ちりめん山椒と書いてありますが、中では何人ものお母さんが元気に弁当を作られていて、本業はお弁当屋さんのようですね。
でも店内の一角にはちりめん山椒のパックが置かれていて、その場で買うことが出来ます。いろんな催事にも出店しているみたいで、通販もありますし、外販がメインという感じです。
値段は75gとたっぷり入って500円。京都のちりめん山椒というと、どこも100g入って1000円以上するのが当たり前なので、コストパフォーマンスは非常に高いです。
薄口醤油で炊かれているようで、色はほとんど付いておらず、甘みは一切無し。山椒の効き具合もほのかな感じで、優しい美味しさです。
嵐電の山ノ内から徒歩圏内とは言え、付近に観光地はほとんど無く、自転車で来れないと自分的には難しいですが、また来る機会があれば是非とも購入したいと思います。どうもご馳走様!
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