今年の梅田阪神百貨店駅弁大会も昨日で終了。私も最終日の昼休みに梅田までチャリを飛ばし、晩御飯用にするラストの弁当を買いました。
それが、和田山駅・福廻屋製、「本場経産但馬牛 母からの贈りもの 牛肉弁当」。
これは去年も買った品でして、駅弁には佐賀牛すき焼き弁当や牛肉どまんなかを始めとして、牛肉系の弁当が非常に多いのですが、だいたいどれも和牛の柔らかさを活かした品ばかり。
しかしこの駅弁に使われている「本場経産但馬牛」は、普通の黒毛和牛の肉とちょっと違うんですよね。
定義によると、”「本場経産但馬牛」とは但馬地域で生まれ、育成され、繁殖用に供されていた但馬牛の雌牛を「本場但馬牛銘柄推進協議会登録会員(生産者)」が但馬地域で6か月以上肥育し、朝来市食肉センターで処理された牛とする。”とありまして、食肉用の牛とは違って牧草で育てられているそうなのです。
なので、霜降りの度合いは弱くて脂身が分離しており、ちょっと肉質は固めなのですが、和牛には無い赤身の旨さが堪能出来る逸品なんですよね。
そして値段は和牛系としては標準的な1150円という値段ながら、屑肉やミンチじゃなくて大ぶりにスライスされたバラ肉がギッシリ詰まっていて、いかにも肉を食べたという充実感が味わえます。
やたら長い品名と地味なパッケージのせいか、未だにこのワードで検索すると自分の去年のブログエントリーと2~3のブログしか出て来ないマイナーさですが、個人的には相変わらず一押しの牛肉系駅弁だと思っています。
やはり、今年の最後を飾るにふさわしい品でした。どうもご馳走様!
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