2015年9月28日月曜日

カレーリーフの発芽方法、育て方まとめ

今回のグルコバでカレーリーフの実を配布しましたので、改めて育て方をまとめたエントリーを上げておきます。

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・カレーリーフの実が黒く熟したタイミングで取り入れます。
・すぐに果肉を取り去り(食べられます)、果肉には発芽を抑制させる成分が含まれているので、種を水でよく洗います。
・カレーリーフの苗は根張りが弱いので、ポットはそのまま鉢に植えられる「ジフィーポット」を使うのがお薦め。
・ポットに入れる土は、赤土などあまり肥料が含まれていないものが適しています。
・収穫した種は、なるべくその日のうちに植えてしまいましょう。
・ポットは室内の、あまり温度が上がらない場所で保管し、乾かないように適宜水やりします。
・これで1週間強待つと、芽がニョキニョキ出てきます。たまに春まで発芽しない種もあるので気長に待ちましょう(笑)。
・時々、苗が2本伸びてくる種もあります。分けて植える人もいますが難しいので、発育が悪い方を早めに切ってしまいましょう。
・双葉から本葉が出るようになったら、なるべく大きな鉢に植え替えます。水はけを良くするために、鉢の底には鉢底石などを敷いてください。
・年越し2年目ぐらいまでは、最低気温が10度以下になったら室内で育てるようにします。ただし1年目は室内でも温度が低いと枯れる危険があるので、ビニール袋や温室で保温しておきます。
・冬場は、水やりは1週間に1回程度、朝方にあげるようにします。冬は葉っぱが落ちてしまいますが、茎が生きていれば大丈夫です。
・葉っぱが全部落ちても問題はありませんが、いくつか葉っぱを残しておいたほうが、春に成長し始めるタイミングが早くなります。
・春になって暖かくなりどんどん芽が出て来たら、水やりを増やします。水やりのタイミングは、表面の土が完全に乾いたら。水をあげ過ぎると根腐れして枯れます。
・春から秋にかけては、月に1度程度、液肥をあげるようにします。あげすぎると、かえって発育不良になりますので注意。
・春の終わりぐらいに花が咲いた場合、実がなると成長が止まってそこから枝分かれするので、2年目ぐらいまではつぼみのうちに切ってしまったほうがいいでしょう。
・夏場になると毎日水をあげます。ただし土の温度が上がり過ぎると根がゆだってしまうので、夕方から夜間にかけて水やりをするようにしてください。
・夏の直射日光がガンガン当たっても枯れますので、場所によっては日除けを作ってください。
・実を成らせる場合は、実ができはじめたら液肥をやるタイミングを2週間に1回程度へ増やします。鉢が木の成長に比べて小さいと実が落ちてしまうので注意。
・木が伸びて根っこが鉢に詰まって、葉っぱの元気が無くなってきたら、さらに大きな鉢への植え替え(木を伸ばす)か剪定(枝を落とす)をしましょう。植替えは芽が出始める前の春先、剪定は冬の始めぐらいに行うのがベターです。

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