前回は醤油味の「出し蕎麦」を食べてからほどなく、値段が安いうちに(笑)もう1つの塩味「あわい蕎麦」を食べに、阿波座の「中華蕎麦 葛」に再訪しました。
相変わらず昼時はガッツリ並んでいる行列に耐えて、カウンターに置かれた「あわい蕎麦」を見てみますと・・・出し蕎麦と麺や具の構成は変わらないものの、泡だったスープの色がより白く見え、緑色のバジルオイルが思ったよりも多めに浮かんでいます。
スープをひと口飲んでみると、クリーミーな鶏白湯スープをベースに、おそらく牡蠣主体と思われる貝類の旨味が詰まった塩ダレ、そしてハッキリと効かせたバジルの香りで、これは完全に洋風テイストの一杯だと言えます。
つーか、まるで牡蠣のバジルクリームパスタとも言えるこの一杯は、「ラーメン」を期待していた自分にとっては結構な衝撃・・・この日はご飯単品がオーダーできたので、小ご飯も頼もうかと思っていたのですが頼まなくて良かった。正直、これは白ご飯に合うとは思えません。
少し食べ進めてみると、味にちょっとボケたところがあったので、多めに卓上のブラックペッパーを振ったら何とか引き締まりました。これならデフォルトで入っていても良いかもしれません。
これはある意味、イタリア料理出身のマスターならではの一杯と言えますね。残念ながら自分の好みとは合いませんでしたが、現在のラーメン界の最先端では、こんな世界が展開されているんだなと勉強になりました(笑)。
もう1つの和え蕎麦はプレオープン後の提供みたいですが、その時に値上がりしていなければ試してみましょうかね。
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