大阪に酒屋の立ち飲みは数多くありますが、酒屋の”お好み焼き”というのはさすがにこの店だけではないかと思います(笑)。
酒の自動販売機やビールケースが並んだ外見は、上のテントを見ない限りはどうみても普通の酒屋。しかし一歩中に入ってみると、ビールケースを利用した椅子と木のテーブルの奥には巨大な鉄板がドーンと置かれており、お店の方が一生懸命コテをふるっておられます。
メニューはいくつか酒のアテはあるものの、やはりどう見ても完全なお好み焼きのそれです。
しかも料理は全て本格派でボリューム満点。フルーティなソースをたっぷり絡ませた焼きそば、オムそばは軽く2玉分の麺とたっぷりのキャベツが入っています。
そしてシャキッと歯ごたえを残した細切りのキャベツとフカッとした生地のコントラストが特徴的なお好み焼きは20㎝の直径と3㎝の厚みがあり、トマトのトッピングするとその面積を全部トマトで覆い尽くしてしまいます。
さらにモダン焼きとなると厚みは5㎝に達してもはや1人では食べきれません。まるでエアーズロックのような威容です。
おまけにたった100円プラスの定食にすると、おにぎりと味噌汁、サラダ、揚げ物、惣菜が乗った皿が追加されるのだから恐ろしい。でも例えお好み焼きを残したとしても、パックに詰めて持ち帰る事が出来るので1人客も安心です(?)。
一品料理のボリュームも当然凄まじく、270円の豚平焼は豚バラ1枚肉を卵で包んで焼いたものがキャベツを敷いた上に長々と横たわり、同じ値段のボロニアソーセージサラダに使われる皿は直径30㎝はある代物です。
鶴橋・金城ばーちゃんのキムチ、鶏肝煮の小鉢などはさすがに普通サイズだけど、キムチならたったの100円ですからね。
酒屋だけあって当然ながら酒の種類は豊富。中でも手取川を筆頭として、上喜元や秋鹿、小鼓といった地酒が豊富。あとユニークなのが、店内に置いてあるボトルやパックの酒も、500円プラスで飲める点ですね。
夜でも昼のランチでも使える店ですが、お水を頼むと透明な一升瓶に入って出て来ますので、写真を見られて飲酒していると間違われないように気をつけないといけませんよ(笑)。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
細川酒店 (お好み焼き / 谷町六丁目駅、大阪上本町駅、玉造駅(大阪市営))
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0
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