今年の4月に、今まではインスパイア系しか存在しなかった関西に、二郎直系の京都店がオープン、初日には真夜中0時から整理券を配布、阿鼻叫喚の騒ぎになったのはまだ記憶に新しいところです。
当然、二郎系好きの私としても気になってはいたのですが、平日は夜だけで昼の営業は土曜のみ、しかも整理券制というハードルが高過ぎてずっと指をくわえているだけでした。
しかし最近は少し人気が落ち着いて来たようでチャンスを伺っていたところ、午後は用事があったけど土曜に体が空く機会が出来たので、思い切って弾丸ツアーをしてみる事にしました。
午前のうちに整理券をもらい、指定された時間に来てみると既に10人ほどの並びが・・・店の脇には行列用の通路があるのですが、風が通らなくて汗だくになりましたよ。
一応、通路の奥に工場扇はあるのですが、前に人が立っているのでほとんど意味ないです。もし真夏ならさぞかし地獄でしょうなあ・・・
直系なので食券は並(730円)と大(800円)、並より少なめの「控えめ」(680円)、そして豚増し、オプションの九条ねぎのみ。二郎は店によって麺量が上下するので、初訪問とあって控えめの野菜少なめにしてみました。
卓上には、コショウと一味唐辛子、ラーメンタレが置いてあります。コショウがGABANじゃなくて普通のコショウで、タレが別にあるのは二郎にしては珍しいですね。
野菜が少ないと、なんか普通のラーメンに見えますよね(笑)。
スープは甘さが無くて少し酸味が効いた醤油味。多めの液体油が表面に浮かび、乳化はほとんどされてないのも含めて、関西の二郎インスパイア系に多い甘辛微乳化タイプとは一線を画した作りですね。
豚の出汁感はしっかりあって旨いですが、関東の二郎よりは醤油感は抑えめな感じ。足りなければ、卓上のタレで追加が出来ます。
麺は二郎系としてはやや細めの平打ちで、ツルツルむっちりした食感。これも、ゴワゴワ、ボキボキ麺が主流の関西系とは異なっています。
豚は分厚くフワトロで味の染み具合もバッチリ、これは二郎直系ならではのクォリティですね~。
いや予想以上に、しっかり本家二郎の味が再現されていて驚きました。難波の「のスた」はあっという間に関西ナイズされちゃったので、このままの路線をキープして欲しいですね。
でもただでさえ暑い京都の夏場には行く気は起こらないので、また涼しくなった時に再訪したいです。どうもご馳走様!
ラーメン二郎 京都店 (ラーメン / 一乗寺駅、茶山駅、修学院駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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