天王寺の阪和商店街にある、この店の事はずっと前から気になっていて、えて吉さんの旧ブログでは2005年の記事があるので、それぐらいから記憶にあったんだろうと思うのですが、12年経ってやっとの訪問と相成りました。
理由としては、席数が8つと少ない上に常連で始終立て込んでいるという噂だったのと、周りにつぶしが利く店もそんなに無く、帰宅ルートから遠い天王寺までわざわざ行く気が起こらなかったというのが1つ。
もう1つは、無味乾燥な阿倍野再開発事業の中で唯一生き残った、戦後闇市の名残を残す阪和商店街が、何故か自分の好みに合わないというのがあるんですよね。同じような鶴橋の商店街は好きなのに、何故こっちがダメなのか自分でもあまり説明できません。
でもそろそろ行きたいと思うようなホルモン屋がネタ的に尽きてきて、やっとこさ重い腰を上げたというわけです。
まあ通い出してみると、ハードルと思っていたものは大したこと無かったんですけどね。満員の時もありましたが、基本的に回転が良い店なので、ちょっと時間を潰すと入れましたし。
店は大将が1人で切り盛りされていて、注文があると手早く串が焼かれて行きます。
席に座ると、無料のキャベツとタレが出されます。このタレはニンニクが効いていて、コチュジャンを混ぜると良い感じに食欲がグッと増します。
今回は1品ずつ写真を載せていきましょう。まずはプリプリの牛タン。全体的にレア気味に焼かれるのがこの店の特徴です。
しっかりした歯ごたえのアカセン。個人的にはもうちょっと脂が乗って欲しかったかな。
脂は少なめだけど柔らかいハラミ。
レバーもレアでとても甘い~。
ナマ物もあって、これはミノの湯引き。サクッとした歯ごたえで新鮮です。
センマイ刺し。シャキシャキで臭みは一切ありません。
串に戻ってプリッとした焼き鳥。ホルモンとは別のタレで焼かれるのが芸コマですな。
辛子とマヨネーズ、ケチャップが添えられるのが可愛いウインナー。これが意外とイケます。
レアで血が滲む牛ロース。肉の香りが良いですね。
マルチョウ。レアなので脂がたっぷり付いたまま。冷めると固まってちと難儀しました・・・
これもレアで濃厚な味わいのハツ。
味は濃いけど堅くて噛み切るのが大変なネクタイ。
串の値段は2本280~400円、瓶ビールは520円と激安ではないですが、雰囲気もクォリティもB級グルメ好きな人をうならせる老舗である事は間違いありませんね!
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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