大阪に「とん助」という名がついた洋食店は、杭全や堺などにいくつかあったりしますが、その中でもひときわ有名だったのが、住之江区北加賀屋にある「ニューとん助」。
ニンニクをたっぷり使ったドミグラスソースとポタージュが有名で、2年前に一度立ち退きのために閉店した時に、株式会社五一五五が難波で同じレシピを引き継いだ「ニューとん助本舗」(現勘之助本舗)をオープンさせたぐらいでした。
そして1年後、同じ住之江区に再び「ニューとん助」として復活オープンした次第というわけですね。
私にとっても、ずっと旧店舗時代から宿題店だったのですが、いかんせん場所が仕事場から遠い北加賀屋、しかもランチタイムしかオープンしておらず、小学生以下の子供は入店禁止など、私にとってはどれも高いハードルでなかなか訪問が叶わないでおりました。
しかしやっとこさ訪問が調整できる日がやって来たので、念願の初訪問と相成りました。
せっかくなので、店のイチオシであるビフカツとポタージュと行きたかったのですが、全部頼むと1500円オーバーで、ポタージュの量が多いという噂を聞いていたのでビビってしまって、ビフカツとライス(小)でのオーダー。
ライスを小にしたのも、どんなサイズか分からなかったからなのですが、実際はご飯を軽めに茶碗1杯ぐらいの量で、これならポタージュを頼んでも大丈夫だったかなと。まあ、オーダーが来てからでは後の祭りだったんですけどね。
そしてすぐにビフカツが登場! やはり噂通りにドミグラスソースからはかなり強烈なニンニクの臭いが漂います。
でも食べてみるとさほどニンニクの臭いは気にならなくなって、ドロリと粘度の高いケチャップを利かした甘酸っぱい味と、ルーのコクとほのかな苦味が何とも食欲を掻き立てます。
ビフカツの肉はしっかり厚みがあって中はミディアムのピンク色。ナイフがサクッと入るぐらいに柔らかくて美味しいんですが、ほんの少し牛肉特有の癖を感じました。もうちょっと塩コショウを効かせてあれば、癖は弱まりそうな気がしますがね。
値段的にも場所的にも本サイトに載せるような回数を訪れるのは難しいですが、次来るなら今後こそポタージュを頼んでみたいものですなあ。どうもご馳走様!
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