いつもの飲み食い仲間である、えて吉さんやishさんが先に訪れていて、かなりお気に入りになったらしいスペイン料理屋のカンバッシー。
どうせなら皆で行ってたくさんメニューを頼んでみたいという事でお誘いをいただき、飲み会の一角に加わらせてもらいました。
マスターとカタルーニャ人の奥さんは、京橋の「リンコン・カタルーニャ」という店で働いておられたそうで、昨年この場所に独立を果たされたそうです。
職場から天満方面へ向かう通り道にあるので、私もオープン当初から存在に気づいていたのですが、場所的に南森町エリアと天満橋エリアの間にあって、大川を挟んで人の流れが途切れる位置にあり、今までいろんな飲食店がオープンしてはすぐに潰れるところなので、良い店だったとしても続くのかなとちょっと心配しておりました。
しかし、訪れた時にはお客さんでほぼ店は満杯、AMBARというスペイン産のビールが早々に売り切れてしまったようで、これは嬉しい誤算でしたね。
せっかくなので、メニューの写真を載っけておきます。
こういった店の場合は、だいたいメニューが4桁以上というところが少なくありませんが、こちらはタパスが300円から、料理も半数以上が3桁、1000円以上は肉や魚のメイン料理、フィデウア、パエリアといった料理に限られています。
ワインは3000円からとなってますが、こちらのリオハワインは乾いた土の香とふくよかなボディでとても上質。それでもリーズナブルな値段なのが感涙モノ。
そしていただいた料理の数々。
まずは前菜盛り合わせ。海に面したカタルーニャ地方の特色を活かした、魚介が効いた日本人向けの味付けです。
あさりとブロッコリーのソテー:あさりのコクを吸ったブロッコリーと野菜が美味。
マグロのエスカベチェ:トマトペーストの濃厚さに負けないマグロの旨味に驚き。
かぼちゃのオーブン焼き:カボチャの甘みが生きたあっさりした品。
カツオと焼き野菜のマリネ:軽く燻製されたカツオの香りが良いアクセントになってます。
いんげんのスペインオムレツ:シャキッと茹でられたいんげんの歯ざわりが楽しい一品。
牛モツのカタルーニャ風は、今回皆さん絶賛の品。洋食店もビックリなワインとスパイスが効いた濃厚ソースに、柔らかいモツの旨味が合わさって絶品!
白いんげんとモルシージャのソテーは、スペイン特産の黒ソーセージの癖と、白いんげんと卵の淡白さを、クミンが引き締める中近東風の料理。
極細パスタを使ったパエリアであるフィデウア。外はパリッと、中はしっとり焼かれたパスタに、イカの出汁がしっかり染み込んでいてコクがあります。
鴨のコンフィ・ジローナ風。おそらく鴨じゃなくて鶏ももだと思いまが、肉の旨味はもちろんだが周りに敷かれた緑豆が鶏の出汁を吸って絶妙。
生ハムと揚げ芋と卵のよせまぜNo.4。切り出したばかりの生ハムに、半熟の目玉焼き、フライドポテトを混ぜて食う驚きの品。美味くないわけないけど、高級食材でジャンクフードを作ったような背徳の美味(笑)。
どの料理もボリュームがあって、総勢5人で来ましたがこれだけ食べて十分満足できました。いや、噂に違わぬコストパフォーマンスが高さで驚きました!
また是非再訪して、今度はパエリアや魚介メインの料理をいただいてみたいものですね~。
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