昨日まで行われていた、沖縄の物産展「阪神のめんそーれ沖縄 味と技展」で、タコスが売られているのが気になって、日曜日の午後にちょっと寄ってみました。
そのチャーリータコスのブースには20人程度の行列が出来ていて、これならすぐに買えるかなと思って並んだら、これが全然列が進まないのです・・・ふと後ろを見てみると、列の最後尾に立っている係員の方が持っている看板に「60分待ち」と書いてあるではありませんか!
何でタコスの調理にそんな時間がかかるのかと訝ったのですが、調理ブースの中を見るとすぐ原因がわかりました。調理担当の人が2人だけで、しかもバイト風の女の子はゆったりとマイペースでサルサを容器に詰めているだけで、実際に調理をしている人はたったの1人。
その人が、タコスを揚げてミートを開封して載っけて、チーズとトマトを出して載せて、レタスの水切りをして、箱に詰めてとほぼ全ての行程をやっているのです・・・そりゃ時間がかかりますよねえ。
そういう効率をあんまり考えないところが沖縄人気質なんでしょうかねえ・・・と妙な感心をしながら辛抱強く待って、やっとこさビーフとチキンのタコスを入手。
値段は1個250円で何と現地と同じ! 普通なら物産展は割増料金になる店が多いのに、こういうところは逆に良い意味で沖縄らしいですなあ。
パリパリとした揚げトルティーヤの中にはミートと野菜がたっぷり入っていて、サルサもさっぱりスパイシーで美味しいです。これで250円なら十分なコストパフォーマンスです。
行列に並び続けるのは骨が折れましたが、待っただけの満足感はありましたよ。どうもご馳走様!
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