阪神百貨店スナックパークが2月17日で閉店？

1957年の梅田阪神百貨店本格開業以来、今に至るまで庶民の味として親しまれたスナックパークが、阪神百貨店の改装工事に伴い2月17日をもって閉鎖することになったようです。

先月末の駅弁大会に行った時には、既に地下の入り口のところに張り紙がされていました。

私自身もスナックパークについては小さい頃から馴染みがあり、子供の時には名物のイカ焼きよりも平たいお好み焼きである野菜焼きや、2枚で100円だったホットケーキ、今は独立した売り場になったジュースコーナーなどに足繁く通ったものでした。

そんな大阪のB級グルメのショーウィンドウとも言えるスナックパークの閉店の報を聞いて、自分自身がそんなに悲しんでいるかと言うとそうでもなかったりするんですよね。

何故かと言うと、私にとってのスナックパークは10年以上も前になるリニューアル時に事実上終わりを告げていたのです。

その時に、イカ焼きとお好み焼きは残ったものの、好きだったホットケーキ、オムソバなどが消滅してしまい、その代わりに入って来たのがオムライスや道頓堀くくる、姫路のえきそば、香川で聞いたことがない”さぬききしめん”など、いかにも資本系やエセB級グルメに席巻されてしまいました。

そのリニューアル後にいくつかの新参店舗を試してみましたが、どれも高い割にどうってこと無い味で落胆するばかり・・・これではイオンとかで見られるフードコートとほとんど同じじゃないですか。

その時に、私にとってスナックパークは存在しない物になってしまい、それからは子供用にマクドナルドには寄ったりするものの、自分では全く食べなくなってしまいました。

ただ、自分ではほとんど利用してなかったですが立ち食い寿司の店は歴史があるだけにこの光景が消えてしまうのは残念です。

なお、スナックパークのテナントのうち、イカ焼きとお好み焼き、ちょぼ焼きの店は改装中も別の場所で営業は継続するそうです。果たして2017年の改装後はどんな形になるんでしょうかね？