今でこそ、食材の組み合わせに凝ったキャッチーな店名のラーメン屋はごく当たり前の存在になりつつありますが、この店がオープンした4年前は正直なんじゃこりゃと思いましたね。
オープン後も限定やメニュー変更を連発していて、B級グルメのデータベースサイトを運営している身にとっては到底近寄れない状況が続いていたわけですが、最近はオペレーションが固まってきたようなので調査する事にしました。
レギュラーメニューのスープは醤油と塩の2種類があり、それぞれリングイネを思わせるシコシコとした平打の中太麺、そしてつるつるしたストレートの細麺が選べます。
個人的には塩がお気に入りで、魚介と貝の重層的な味わいが際立ち、揚げネギの香りも味を引き立てています。塩といえばキレで勝負する店が多い中、破綻せずに旨味をしっかり重ねる手腕は見事です。
醤油の方は鶏ガラと魚のアラ焼干し、あさり等で取られたまろやかな醤油味で、多めの油でパンチを出してはいますが、塩に比べるとやや個性に乏しい感じ。
卓上には濃厚なエビのエキスが込められた、スポイトで入れるエビ油が置いてありますが、これは塩に入れるほうがお勧めです。
ランチタイムはライスがセルフサービス(募金制)で、卓上のサンマ粉末のふりかけでワシワシ行けるのも嬉しいですね。
店名からしていかにもチャラそうに見える店だったのですが、意外としっかり足に地がついた内容で良い意味で裏切られました。創作系ラーメンとしては個人的にお薦めのお店だと思います。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
フスマにかけろ 中崎壱丁 (ラーメン / 中崎町駅、天神橋筋六丁目駅、扇町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0
0 件のコメント:
コメントを投稿