摩耶山リュックサックマーケットからの帰りは、いつも北野スパイストライアングルで買い物をした後、どこかで軽く食事をするのが恒例なのですが、時間がだいたい5時前なので、通し営業をしている店でないと入れないんですよね。
そんな少ない選択肢の中で、最近お気に入りで通わせていただいていたのがこちら。元町の繁華街ど真ん中にありながら、間口が狭くてとても見つけにくい、ご夫婦で営業されている小さな洋食店です。
中は白木を貴重とした、南欧風の可愛い内装で、オッサンにはちょっと不釣り合いな可愛さです(笑)。
セットメニューを頼むとスープが付いて来るのですが、コンソメ、野菜、溶き卵、枝豆のビシソワーズ風と、ちゃんと手が込んでいる品が日替わりで出て来るのに驚かされます。
スープが美味しければ、当然料理にも期待は高まりますが、決して裏切られる事はありません。
冬場限定の、香住のカニがたっぷり詰まった絶品のクリームコロッケ。サイズも大きく、何とも贅沢です。
肉厚でボリューム満点のトンカツに、フレッシュでホクホクの白身魚フライ、卵たっぷりのキッシュをプラス。
ミディアムに揚げられたビフカツに、ゴロッと粗挽きミンチを使った肉肉しいミンチカツ。
開いたエビフライはサクサク、ハンバーグも分厚くて食べごたえ満点。ドミグラスソースは、ワインとトマトが効いたあっさり風味だけど、軽くビターでコクのあるもの。
日替わりでアテメニューもいろいろあって、牛スジコロッケは、1個100円という安さです。
セットのご飯は、値段追加でオムライスにする事も出来、トロトロ卵にドミグラスとトマトソースがかかっていて豪華絢爛です。
いや、しかし神戸はこんなクォリティの洋食店が、そこらじゅうにさり気なく存在しているのですから本当に羨ましいです。洋食文化の厚み、歴史が大阪とはぜんぜん違う事を痛感させられますよね~。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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