イカの切り身を小麦粉の記事と一緒にプレスした「イカ焼き」は、一般的な丸焼きとは異なる大阪独自の粉モンとしてすっかり認知されていますが、自分的にはあのイカ焼きは完全なおやつであって、あまり他のB級グルメのように質や量がどうこうとは言いたくないジャンルだったりします。
ところが、京橋の桜小橋交差点の北東あたりにある「つちはしフーズ」は、あくまでイカ焼きがベースでありながら様々なイカ焼きの範疇に留まらないバリエーションを持っており、イカ焼きがメニューの1つに固定されている他の店とは発想が異なっているのが興味深いです。
ノーマルのイカ焼きは、230円と高めですが直径30cmはある巨大な代物。皿に置いて広げると下の皿が見えなくなります。
持ち帰りにするには布団のようにたたんでプラパックに押し込められます(笑)。玉子入りだとさらにボリュームがアップ。
生地はソフトでモチモチ、イカは身だけが使われていて、ソースもあっさり目で上品なお味。そのまま食べ歩きするには、同じものをじっくり時間をかけて焼いた「かたやき」(290円)にしたほうが良いでしょう。
焼きそばの麺を加えたモダン焼き、キャベツを加えた野菜入りなんてのもあって、どちらも具を入れてからプレスするので出来上がりは生地と一体化しています。
やさい入りモダンを持ち帰った後に切ってみたら、まるで粉モンテリーヌに見えてしまう分厚さで、男性でも1個で十分満足できる凄まじいボリュームです。これでたったの490円!
イカ焼きじゃないメニューには焼きそばとオムソバというのもあって、具は潔くイカのみ。これもプラパックにギッチリ詰められて、家で開けるとそのままの形で落ちて来ますよ(笑)。
凄い美味というわけではありませんが、安くでお腹いっぱいになるB級グルメの鑑のような老舗ですな!
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
つちはしフーズ (お好み焼き・たこ焼き(その他) / 京橋駅、野江駅、蒲生四丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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