2016年7月29日金曜日

冷やし鶏天そば@つるまる高麗橋店@天満橋

先日、関東甲信地方もようやく梅雨明けをしたようで、今年はまだ酷暑とまでは行きませんが暑い日々が続いております。

健康診断が近づいていることもあって、最近は揚げ物とかは昼にあまり食べないようにしているのですが、やっぱりたまには食べたくなるもので、ご飯とならヘビーだけどそばならまだヘルシーかと思って(笑)、つるまる饂飩の看板で見かけた「冷やし鶏天そば」を注文してみました。

東京では既に定番となっていて、つい最近大阪城北詰駅の近くにも専門店が出来たそうですが、そばつゆにラー油を加えてピリ辛にした「肉そば」というメニューがあるそうですが、そのエッセンスを加えた感じですかね。

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ぶっかけつゆに使ったそばは、コシはやや緩めで茹で置きよりはマシですが、同じ冷凍でも新橋の店はもっとしっかりしていたのでもうちょっと頑張って欲しいところ。

具は生卵と大きな鶏天2個。でも肉は衣に比べると小さめで、半分以上衣を食っている感じがします。熱々ならマシでしょうが、つゆに浸かって冷めてしまうので食感はイマイチ。

味の構成としては悪く無いですが、麺と天ぷらの部分がもったいない感じはします。まあ390円という値段を考えれば悪くないですがね。ご馳走様!

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2016年7月28日木曜日

横浜家系ラーメン 梅田家

最近、大阪にも増殖しつつある横浜家系ラーメン。しかしその大多数が工場で作ったスープを使った店なので、もともと家系ラーメンが好きな自分にとっては痛し痒しな状態。

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最近、梅田の大阪駅前第2ビルに出来た「梅田家」という店も、本町商店と同じ町田商店グループだと聞いていたのでスルーしていたのですが、この時はたまたま昼休みに近くを通る用事があり、まあ一応は行ってみるかと思って訪れました。

本町商店だと店員が大声で応対してくれますが、こちらはビルの中とあってか普通の声量ですな。ご飯も別料金なので、無料の本町商店に比べるとお得感はやや落ちる感じ。

卓上の調味料は、豆板醤、おろしニンニク、おろししょうが、胡椒類。刻んだ生玉ねぎがあるのも同じです。

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オーダーしたのは醤油ラーメンの並。妙にトロミと旨味が強すぎるスープ、バラ肉を使ったチャーシューは町田商店そのもの。ただし白髪ネギが載っている点だけが違いますな。

まあ予想と寸分違わぬ味ではありましたね。おそらくここの再訪は無いですが、本町商店のほうは家系禁断症状が出た時に行くかもしれません。ご馳走様。

横浜家系ラーメン 梅田家ラーメン / 北新地駅西梅田駅東梅田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

2016年7月26日火曜日

鮮魚の丸義商店@鵜方で岩牡蠣、他

伊勢志摩の保養所では、そこそこ豪華な晩ごはんが出て来るのですが、冬に来るときは的矢かき、夏に来るときは岩牡蠣を持ち込んで夕食時に食べるのがすっかり恒例となっております。

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それでいつも寄るのが、鵜方にある「鮮魚の丸義商店」さん。値段は激安ではありませんが、安定してクォリティの高い品が揃えてあり、刺し身のパックもあったりで調理をしなくても食べられる商品が豊富にあるのが嬉しいです。

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巨大な岩牡蠣も殻を開けてポン酢を添えた状態で売られておりました。

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いただいてみますと、かなり潮の香りが強くてクリーミー。嫁さんには濃厚すぎてイマイチだったようですが、臭みも少なくてやはり大阪で食べるものとは鮮度が違いますな。

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あと、この魚屋ではないですが「民話の駅 蘇民」という二見にある道の駅のような施設で、タコが大量に売られていたのでゲット。帰ってから、タコぶつとたこ飯にして美味しくいただきましたよ。疲れていたので料理写真は無し。

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さらに伊勢神宮のおかげ横丁へ立ち寄り、運転手じゃない特権を活かして白鷹をグイッと(笑)。

ちょうどポケモンGOがリリースされた直後だったので、おかげ横丁もスマホを見ながらウロウロしている人が多かったですね~。

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いや私も人のことは言えませんが・・・さすがに内宮本殿はポケストップになってませんでしたが、宇治橋の鳥居がジムになっていたのは驚きました。

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その後は津の朝日屋で松阪牛のコロッケや惣菜を購入し、同行しただいこんさんがダムカードを集めているという事で高山ダムに寄って帰宅。

今回も楽しく美味しい保養所旅行でした。運転手のえて吉さん、いつもありがとうございます。また来年もよろしくお願いします!

2016年7月25日月曜日

土用の丑には早いけど「うなぎ膳」@度会町宮川

先週末は、毎年恒例の伊勢志摩保養所旅行に行っておりました。

今年はスポンサーの嫁さんが参加だったので、三重でうなぎを食べへん?とダメ元でおねだりをしてみたところ、一緒に来る嫁さんの友達もうなぎ好きらしくてあっさり許可。以前に行ってお気に入りになった「うなぎ膳」へ訪れました。

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建物は宮川の河川敷に立つ古民家で、大雨が来ると流されるんじゃないかと心配になるロケーション。

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この河川敷に降りる道がなかなか大変で、今回もえて吉さんの車に乗せていただいたのですが、凸凹道の水たまりで車体は泥だらけになるわ、急坂の切り返しでエンストになるわで、下手なジェットコースター顔負けのスリリングな体験が味わえます(笑)。

なのに人気は凄くて、開店時間ちょうどに来たのに店は既に満席、その後もどんどん人が来てウェイティングリストには長い列が出来てました。

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前回はうな丼を頼みましたが、今回は嫁さんがうな丼にするという事だったので、私は白焼きセットを注文。あまり普段は白焼きを食べないのですが、ここのは鰻が持つ脂でパリッと香ばしく焼かれていて別格に旨いんですよね~。

うなぎの量も1本丸々で、国内産を市場で買うと2000円ぐらいする事を考えれば十分リーズナブルです。

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嫁さんが頼んだうな丼も、白焼きと一部トレードしていただきました。うなぎ自体が肉厚で臭み無いのはもちろんですが、タレがあっさりしているのが好みです。三重のうなぎはたまり醤油のタレを使っている店が多くて、関西人にはちょっとくどかったりするのですが、ここのタレなら全然オッケー。

ただ惜しむらくは、卓上の山椒の質がイマイチな事。山椒文化の京都に生まれ育った人間としては、やはりどうしても気になってしまうポイントです。三重のうなぎ屋全体が、あまり山椒にはこだわってない様子なのはもったいないですよね。

うなぎの資源枯渇が話題になっている昨今、牛丼屋やスーパーで売っている中国産のうなぎを食べたいとは全く思わないですが、こちらのようなちゃんとしたうなぎであれば、やはり年に2回ぐらいは食べたいと思いますね~。どうもご馳走様!

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2016年7月23日土曜日

「ワンコイン炒飯定食」船場ラーメン内本町店

大阪市中央区の南久宝寺に、ラーメン1杯390円を売りにする「船場ラーメン」という店があって何度か行ったことがありましたが、いつの間にかフランチャイズ化して内本町にも支店が出来ていたので、月末節約のために行って来ました。

この場所は、以前は「ひろひろ」というセルフのうどん店が入っていたところで、その居抜きを使った感じですね。ひろひろ自体は、まだ安土町のほうに1軒残ってますが、船場ラーメンの支店が2軒目なので勢力が逆転した感じですね(笑)。

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ラーメンは博多風の細麺でいかにもな業務用豚骨スープではありますが、味玉が半個乗っているのが嬉しいですね。チャーシューはペラペラですがとても柔らかいです。

後から来たので写真を撮り忘れましたが、セットの半チャーハンもまずまずなお味で、両方合わせてワンコインで収まるのですから、ラーメンにこだわりが無ければこれで十分という感じですな。ごちそうさま!

船場ラーメン 内本町店ラーメン / 谷町四丁目駅堺筋本町駅天満橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

2016年7月22日金曜日

ちょっと質実剛健過ぎてはいるけど「寿司一」@天満

東天満の付近をちょっとウロウロしていた時に、たまたま寿司ランチが650円と書かれた表のメニューを見つけ、ずっと気になっていました。

しかし寿司と言えば私にとってお酒は必須で、ランチタイムにお茶だけで握り寿司を食べるというのは気が進まず、いきなり夜に行って単品を頼む勇気も無かったので、なかなか訪問が出来ずにおりました。

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ある日たまたま食欲が無くて、寿司なら食欲も出るかなという気分になり、この機会を逃すとまた当分行けないだろうなと思ったので、ようやくランチタイムにセットをいただきました。

店は居抜きを使ったのでしょうか、寿司屋ののれんが似合わないウッディーな内外装で、椅子はパイプのスツール。それも全体的に結構くたびれていて灯りは殺風景な蛍光灯で、寿司が乗った皿は欠けてるものがあったりと、ぶっちゃけ印象的にはかなり損をしていますな・・・

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1人前に入っていたのは、海老や卵、いなり寿司といった定番ネタだけではなく、新鮮でないと食べられないホタルイカや生穴子、サヨリ、サワラ、アジといったものまで入っており、仕事中だったので当然飲み物はお茶オンリーでしたが、酒が欲しくなって困りましたね(笑)。

メニューを見ると、単品も2貫100円から、高くてもトロやウニ、さざえなど400円までと安く、夜に来ても安く上がりそうだったので後日早速裏を返しに行きました。

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刺し身はマグロの中落ち、サワラの炙り、生たこ、カンパチ、イワシと盛りだくさんで600円というお値打ち価格。

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セットで気に入ったホタルイカを今度は酒と一緒に堪能、とびっこは2貫100円と回転寿司並の値段。

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トロトロの生しらす、細かく刻んだ仕事が珍しい生ゲソはどちらも200円という安さ。ふっくら焼かれた穴子、脂がとろけるトロ鉄火もたまらんです。

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締めに最適な茶碗蒸しは、海老やカニ身、魚、貝、三つ葉、エノキと具沢山で400円と、豪勢さは値段と反比例しています。

シャリとネタはやや小さめですが、内装のチープさに目をつぶれば大阪でも屈指のコストパフォーマンスを誇る寿司屋だと思いますよ!

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

寿司一寿司 / 大阪天満宮駅南森町駅桜ノ宮駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2016年7月21日木曜日

ニンニクだけじゃない、ボリュームも自慢の人気洋食「ニューとん助」@北加賀 屋

以前にこの店のビフカツを食べに来た時、「場所は不便だし営業時間は昼のみ、しかも子供連れでは来れないので通わないだろうな」と書いてしまったのですが、どうしてもスープが気になって結局あれから何度か訪問してしまいました(笑)。

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時間の都合を付けるのが大変でしたが、本気になれば何とかなるもんですね。福井のグリルトミーに神戸から年に何度も通っている人に比べたら大したことありません(笑)。

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まず、やはり気になっていたポタージュスープ。玉ねぎに謎のホワイトルーやニンニクを加えて作られており出来上がりはサラサラ。ニンニクの臭いはそれほどでも無いなと思ったら、スープを飲んだ後に喉の奥から不意打ちでガツンと来ました。これはドミグラスソース以上に強烈ですな~。

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この時は一緒にハンバーグを頼んだのですが、ハッキリ言って後悔しました。いや、ハンバーグ自体はフワフワで美味しいのですが、とにかくサイズが巨大で、厚みは軽く3cmはあって大人の手のひらよりはるかにデカいんですよ。何とか必死に平らげましたが、晩ごはんは全然入りませんでしたね。メニューにはこれのダブルサイズもあったりするんですが、どんな大きさになるんでしょうか・・・(@_@;)

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また別の日に、トンテキにエビフライを1本付けて。トンテキの肉は柔らかく脂が乗っていてソースが滑ります。甘~いエビフライも巨大で、頭無しで長さ20cm以上はありますよ! 今回は学習して、スープは頼みませんでした(笑)。

ビフカツ以外の品も満足しましたが、惜しむらくは全部同じドミグラスソースがかかっていて、量も多いので味が単調になってしまう事。無着色の福神漬が卓上にあるのですが、これもソースと同じく甘いので舌の切り替えにならないんですよねえ・・・せめてエビフライはタルタルソースにして欲しいなと思いましたね~。

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

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2016年7月20日水曜日

河内の中華そば・醤「油そば・赤油」

今年の海の日は、嫁さんが明石の方まで友達のイベントへ行くついでにアウトレットにも行くとかで子どもとお出かけ。珍しくポッと1日体が空いたので、せっかくだから今までなかなか行きにくかった店に行ってみました。

その「河内の中華そば・醤」さんですが、近鉄東花園駅付近の住宅街にありながら常時行列が出来る人気店で、しかも付近にはコインパーキングもほとんど無しと、子供連れにはほぼ来店不可能なロケーションなんですよね。

この日は開店10分前に着いたものの既に7人ぐらいのお客さんが並んでいて、何とかギリギリ口開け1回転目に滑り込みました。

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カウンターの上には、東大阪の醤油メーカーである星鶴醸造の醤油瓶が置いてあり、地元の素材を使用している事をアピールしています。私もこちらが作っているソースは一度買ったことがありますよ。

メインメニューは巨大なチャーシューが売りのラーメンですが、炎天下の中をチャリで来たので汁物の気分じゃなく、煮干し油やネギ油など何種類かある油そばの中からピリ辛の「赤油」(900円)を選択しました。

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ドン、と大きなどんぶりで出て来た油そばは、軟骨を煮込んだチャーシュー、味玉、穂先メンマ、カクテキキムチ、白髪ネギ、カイワレが麺が見えないほどに豪快に盛られ、仕上げに韓国唐辛子がふりかけて出て来ます。

グリグリと良くかき混ぜて食べてみると、もっちりとした多加水の太麺に、ガッチリ濃い目の醤油だれに発酵が進んだキムチ、ラー油の辛味、ニンニクの香りが混ざって強烈にジャンクな味わい。個人的にはちょっと塩気と酸味がくど過ぎるような気がしましたが、その迫力に押し込まれるようにワシワシと一気に平らげてしまいました。

麺量が180gと多い上に具材もたっぷりなので、無料で付いてくる追い飯はパス。それでも腹はパンパンになりましたよ。

旨かったですが小食になってしまった身としてはボリュームも値段もちとキャパオーバー。今度はノーマルのラーメンをいただいてみたいですな。どうもご馳走様!

河内の中華そば 醤ラーメン / 東花園駅河内花園駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2016年7月19日火曜日

400円で鶏から明太マヨ丼「とっとこ家」@本町橋

やはり夏になるとプールに行ったりイベントが多くて、暑いから酒の量も増えちゃって気温と共に出費もうなぎのぼり・・・

当然、昼飯は節約傾向を強めないといけないわけですが、そういう時に心強い店がこちらのランチ。単品500円でいろんなどんぶりが揃っており、さらにその中の2種類程度が日替わりで400円になるサービスがあります。

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今回の日替わりは「鶏から明太マヨ丼」。大きめの唐揚げが5個載っていて、その上に明太ペーストとマヨネーズがかけられています。

しかもご飯はデフォルトでかなりの大盛。それをうっかり忘れていてご飯少なめコールを忘れてしまったので、腹パンパンになって午後の眠気を耐えるのが大変でした・・・

きっとまた来月もお世話になると思います(笑)。どうもご馳走様!

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2016年7月17日日曜日

祇園祭宵山

昨年は平日だったので来られませんでしたが、今年は7/16が土曜日だったので祇園祭の宵山へやって来ました。

祭りに行く前にはうちの両親に挨拶しに行き、子供らはお駄賃をもらって喜んで夜店ハンティングをしていましたよ(笑)。

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子供らに大人気のスマートボール。親としては、見るからに当たりが少ないくじ引きよりも、こういうゲーム系のほうが良いんじゃないかと思うのですが、子供はくじ引きが好きなんですよねえ・・・自分も小さい頃は塗り箸を引くタイプのくじ引きに熱中した記憶があるので人のことは言えないのですが。

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だいたいいつも通るルートは決まっていて、四条通の南から入って新町の船鉾。

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その南の岩戸山と回って、室町通に入ります。

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高辻通室町にある繁昌神社でお神酒のふるまいがあったので一杯。

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室町通にあるビストロ・セーという店の店頭で売っていたミンチカツ。肉厚ジューシーでビールが進みました!

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そして室町通を北上して鶏鉾。本来ならここで烏丸通へ離脱するはずなのですが・・・

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子供らがまだ夜店を見たいという事で、避けたかった室町通の北側へ突入・・・人混みの中で取った菊水鉾。

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最悪に混んでる新町通を南下、放下鉾もギュウギュウ詰め状態でパチリ。

最後はヘトヘトに疲れきって、王将の三条店で餃子と唐揚げ、ちゃんぽんなどを食べて帰りました。

気力が残ってれば翌日の山鉾巡行も、なんて考えてましたがやっぱり予想通りに断念した翌朝でした(笑)。

2016年7月16日土曜日

サバ6製麺所@天六

私自身は、グルコバの告知以外ではほとんどFacebookを使っていないのですが、嫁さんは仕事の関係でバリバリのアクティブユーザーになっております。

その嫁さんが、最近Facebookのタイムラインで良く出て来るラーメン屋があるよと教えてくれたのが、「サバ6製麺所」。

ちょっと調べてみたら、私も行ったことがある福島の人気店、「みつ星製麺所」を立ち上げられた方で、店の権利をどっかの資本に譲渡したあと、この店を新しくオープンされたらしいです。

まあラーメンマニアではないのでその辺の事情はどうでも良く、とにかくラーメンを食べてみないとね。というわけで、早速行ってみました。

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場所は天満駅と天六の間、天神橋筋商店街の1筋東にある道にあり、立ち飲みの泰三屋のちょうど向かいにあります。中は8人程度のカウンター席のみと小さめのキャパ。これは行列店になったら待つのが大変でしょうなあ。

メニューには中華そばとサバ醤油そばがあり、どちらも自家製のサバ醤油を使っているそうですが、サバ中華そばにはさらに鶏サバ油がプラスされてサバ成分が強化されている模様です。

この日は休肝日予定だったので、サバ醤油そばと半チャーハンのセット900円を奮発しました。

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スープを一口飲んでみると、何も知らさせていなければサバだと分からないぐらい、癖が無い甘辛魚介味だったので、頭のなかがサバ缶になっていた身としてはやや拍子抜け・・・

でもサバと動物系を合わせた旨味はさすがの分厚さで、低加水でもちっとしたストレートの太麺、レアに仕上げた肩ロースチャーシュー、濃い目に味付けられた柔らかいメンマ、かいわれ、白ネギが良く合ってレベルが高いです。

しっとり気味に炒められたチャーハンも、その醤油ダレが使われていて非常に濃厚。ラーメン自体の量は標準からやや少なめなので、男性ならご飯物は必須でしょう。

卓上には胡椒、一味唐辛子、そして刻みニンニクが置いてあるのが、私のような意識低目の客には嬉しいですね(笑)。

でも何でニンニク? と思いましたが、ちょっぴりラーメンに入れてみるとこれがビックリ、それまで影を潜めていた「魚」の部分がニンニクによって突然引き出され、やっぱこれはサバのラーメンだなと再認識させられました。

何故そういう効果になるのかは分かりませんが、特に仕事上絶対にニンニクがダメという方以外は、是非とも少量でいいのでニンニクを入れてラーメンの真価を楽しんで欲しいと思います。

サバ6製麺所ラーメン / 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

昼総合点★★★★ 4.0

2016年7月15日金曜日

酒の奥田@天満

とある野暮用で天満に寄った後、そのまま素通りで帰るわけにはいかないよな、と焼きとんの寅屋天満へ行ったところ何と既に売り切れ閉店・・・

ちょっと前まではお客さんが自分と2人だけという時もあったぐらいですが、最近はいつ見てもギッシリ満員ですっかり人気店の仲間入りをしてしまいましたね。

それはそれで喜ばしいのですが、自分的にはちと困ってしまうわけで、他に新規開拓の店も思いつかなかったので、近くの奥田に吸い込まれてしまいました(笑)。

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とにかく肉系が食いたかったので、まずは牛串カツ2本で300円をガシガシと。ビールも濃ゆく一発目はギネス。

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まだ物足りないので、さらにチューリップ2本200円。そして大瓶ビール追加。

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ちょっと落ち着いたので、何か刺し身でもと思ったらほとんど売り切れ・・・まだ8時にもなってないんですが。仕方なくまだ残っていた大ぶりのカツオのたたき350円でサッと締め。

ビールの値段は360円に上がっちゃいましたが、相変わらず大勢の客で賑わう人気ぶりで安定してますな~。どうもご馳走様!

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2016年7月14日木曜日

家系ラーメン金蔵@日本橋

最近は大阪にも横浜家系ラーメンが増えつつあるようですが、おそらく自前でスープを取っているのは森小路の「そらの星」や東大阪の「戦国家」ぐらいで、あとはだいたい工場製スープなのが残念です。

やはり工場製スープは安定剤や乳化剤を使っているせいか、妙にスープに角が無くて香りに欠け、コクが足りない分を調味料で補うので、どうしても味がぼんやりした印象を持ってしまいます。

日本橋の北側、堺筋に面した宗右衛門町付近に、新しく家系ラーメンの店が出来たという情報を聞いて、やはりそこも工場製だろうなという想像はしていましたが、まあ仕事場から近いから一度ぐらいは行ってみるかと思ってやって来ました。

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店は初老のおっちゃんと、ベトナム出身と言っていた日本語がたどたどしい女の子が1人。客席から見えるところにつけ麺の業務用スープが置いてあり、ランチタイムはご飯が無料で付きますが、いかにも質の悪いコメをずっと保温していたようなパサパサな代物が出て来て、これはラーメンもお察しかなと思いました。

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でもラーメンのほうは、確かに工場製スープではありますが町田商店系列ほど調味料が効いておらず、チャーシューもホロホロと柔らかく、麺は家系にしては加水率が高めで柔らかいですが、思ったよりもちゃんと家系になっていて悪くありませんでしたよ。ただラーメン以外に問題が多々あるので再訪は無いでしょうが。

店はいかにも居抜きで古ぼけた感じは否めず、客入りも昼時にしては寂しく、店員の質もアレなのでいつまで営業しているか分かりませんが・・・二度目は無いにせよ、外から時々様子は見てみましょうかね(笑)。ご馳走さん。

家系ラーメン 金蔵ラーメン / 日本橋駅近鉄日本橋駅長堀橋駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

2016年7月13日水曜日

「提供まで超速10秒、ライトランチ」レストラン・マルマン@梅田

この日は、昼休みにちょっとした用事で梅田まで。

最近は仕事場で契約している自転車置き場までのアクセスが今までよりも遠くなったので、外でゆっくり食事をしにくくなっているのが悩みでして、梅田で手早く食事が出来るところと言えばまず立ち食いうどんを思い出しましたが、クソ暑くて熱いうどんを食う気にならず、かと言って立ち食いの冷たいうどんはだいたいしょぼいよなあ・・・と考えていたところ、ふと新梅田食道街にあるマルマンの存在を思い出しました。

何しろ、入店すると既にテーブルの上にはフォークとナイフを紙ナプキンで包んだものが置かれており、およそランチタイムには9割のお客さんが注文する日替わりのライトランチを頼むな否や、わずか10秒で料理が出て来るのだから、立ち食いうどんやファストフードもスピードではこの店の敵ではありません(笑)。

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今日のライトランチは、とんかつとチキンソテー。とんかつは形が整いすぎていて冷凍っぽいですが、ミックスベジタブルが入った謎ソースがかかったチキンソテーは大きくて食べごたえ十分。付け合せのケチャップスパもたっぷりなのが嬉しいですな。

この店の情報をサイトに載せたのはかれこれ9年前。その当時はライトランチの値段は530円で、今は値上がりしたとは言え600円と1割強のアップですから、これは立派な営業努力と言わざるを得ません。

お客さんでギッシリの店内で、待ってる人のためにワシワシと急いで食べてどうもご馳走様。いつまでも健在でいて欲しい名店ですな!

レストラン・マルマン洋食 / 梅田駅(大阪市営)大阪駅梅田駅(阪急)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2016年7月12日火曜日

「梅田に久々の二郎系?」つけ麺TETSU@梅田のまぜそば

いわゆる豚骨魚介タイプのつけ麺が大阪で登場し始めたのは、麺や輝あたりが発端かと思われますが、今ではすっかり市民権を得て行列が出来る店も珍しくなくなりましたね。

店の数が多くなって競争が激しくなり、今ではクォリティでの差別化だけではなくサービス面での勝負に移りつつある時代になってますが、どうしても冷めやすいつけ麺のつけダレを再加熱するため、焼石を入れるサービスを始めた店が、東京でチェーンを構える「つけ麺TETSU」。

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その店が、遅ればせながら阪急三番街に関西初出店したと聞いて、早速駆けつけ・・・はしませんでした(笑)。

いや正直、どちらかと言うと個人的にはつけ麺よりもラーメン派ですし、濃厚豚骨魚介タイプは食傷気味ですし、今ではラ王や正麺といったインスタントでもそれなりに食える代物が出ている状況なので、そのうち行けばいいか程度にしか思ってませんでした。

ところが、そのメニューの中に「まぜそば」(800円)なる毛色の変わったブツがあるのに気づいて、梅田に用事があった時に寄ってみたというわけです。

店に入ってみると、どうやら注文をオーダーしてから席に案内されるようで、ランチタイムだったので料理を運んだり片付けたりするのに忙しく、席が空いていてもなかなかオーダーが進まずに待たされてしまったのが気になります。最後に精算じゃあダメなんですかね~。

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さてそのまぜそば。麺はつけ麺と同じ多加水の太麺ですが、キャベツ、もやし、カイワレ、メンマ、ネギ、フライドガーリック、鰹節がこんもり、そしてゴロッとした腕肉チャーシューの塊という内容は、まさに二郎系そのもの。

ただしタレは別の徳利のような容器で出され、中には豚骨スープのタレに大量の背脂、そして卵黄が入っており、一般的なまぜそばに比べるとスープが多いタイプになっています。

タレを全部ぶっかけてグリグリかき回して食べてみると、スープが多い分マイルドな味わいですが、しっかりとしたコクが感じられて旨いです。チャーシューも柔らかくほぐれますし、メンマの量が思ったよりも多いのも嬉しいポイント。

麺量は200gと通常の二郎系からすると並の麺少なめ程度ではありますが、私にはこれで十分。きっちりお腹いっぱいになりました。ぎんじろうが閉店してしまって、梅田から消えてしまった二郎系の代替としては、ちと値段は高いですが選択肢に成り得るメニューじゃないかと思いました。どうもご馳走様!

つけめん TETSU 阪急三番街店つけ麺 / 梅田駅(大阪市営)大阪駅梅田駅(阪急)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2016年7月11日月曜日

山元麺蔵@京阪百貨店守口店

京都はおろか全国でも屈指の超人気うどん店である「山元麺蔵」が、7/12まで行われている京阪百貨店守口店の「京阪沿線 美味と技」という催事にやって来ているという情報をキャッチしました。

京都の店は、毎日数時間待ちの行列が当たり前で、自分が京都に住んだとしても絶対に行かないでしょうが、それが催事でいただけるとあっては、これは千載一遇の好機ですよね!

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しかも行ったタイミングが良かったのか、ラッキーな事にほぼ待ち無しでいただける事が出来ました。黙っていてもわんさか客がやって来る店を閉めて来ているのに、行列がないと何か他人なのに申し訳ない気持ちになります(笑)。

メニューは山元麺蔵の名を全国に轟かせた「土ゴボウ天ざるうどん」のみで、かやくご飯のオプションが選べます。今回はせっかくなので、オプション付きの1200円を張り込みましたよ。

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うどんは表面つやつや、コシも伸びも一級品でさすがのクォリティ。麺の長さが立ってたぐらないといけないほど長いので、麺切り器が付いているのが面白いです。

つけ出汁の香りもよく、やや薄味ですがバランスの取れた味で美味しいです。卓上の七味と山椒は京都七味屋製と隙がありません。

かやくご飯は、鶏の脂のコク、強めの醤油味、ごぼうの香りと素材の強さを感じるパワフルなもの。かすかに癖はありますが、七味屋の山椒をふりかけると相性抜群です。

名物の土ごぼう天は、ごぼうのほんのりした土臭さと、ホクホクした歯ざわりと甘みの調和がたまりません。多ければタッパーをお渡ししますと店の方にアドバイスされましたが、あっという間に全部平らげてしまいました。

ただ、カレー作りマニアとしてはごぼう天に付けるカレー塩にはもうちょっと工夫が欲しいなと。カレー粉のターメリックは土臭い香りが特徴ですが、それとごぼうの香りがちょっと打ち消し合っているような気がします。それが店の狙いなのかもしれませんが、せっかくだからごぼうの香りを立たせる配合のほうが良いのではないかと。

関西のさぬき風うどん店の中でも値段は高いほうではありますが、そのお金を出しただけあるクォリティでした。また並ばずに食べられるなら再訪したいですね。どうもご馳走様!

山元麺蔵うどん / 東山駅蹴上駅三条京阪駅

昼総合点★★★★ 4.0