2017年11月30日木曜日

今やすっかり京橋の人気店「ホルモン徳いち」

京橋の「立ち飲みストリート」に、この店が出来たのはもう7年以上も前になるんですね・・・

オープン当初は来客が少なくて、「この客入りでやっていけるんだろうか?」と心配したものでしたが、今やすっかり満席が珍しくない人気店の仲間入りを果たしました。

この時はたまたま空きがあったので、久々にお立ち寄り~。以前は殺風景に感じた店内も、焼肉の煙で良い感じに煤けてきて徐々に貫禄が出つつありますなあ(笑)。

7年前は、ホルモンの値段は290円からありましたが、今はさすがに320円からと値上がりしましたね。でも今時この価格差は良心的なほうです。

まずは550円の塩タン。量はさすがに通常の半量程度ですがクォリティは上々、肉厚で食べごたえがあります。

アカセン、ハツ、ミノ、センマイが入ったホルモン盛り合わせ。少し臭みがあって鮮度的にはトップクラスではないですが、これで530円なら十分です。

赤身が食べたかったのでラストは並ハラミ。これは正直、味わいに乏しくイマイチ。ハラミは値段をケチったら駄目ですね。

最近は、高級路線と食べ放題系への焼肉店の二極化が進む中、こういうお手頃で程々に楽しめる店はとても貴重になりました。また空きを見つけて寄らせてもらいますね。どうもご馳走様!

ホルモン 徳いちホルモン / 京橋駅大阪ビジネスパーク駅大阪城北詰駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

2017年11月29日水曜日

日の出製粉「赤龍ラーメン」@熊本

グルコバの買い出しでおなじみの、「ぷららてんま(天満市場)」の地下にある業務用食材店「プロマート」は、意外とマイナーな商品が置いてあって楽しめる店なのですが、そこで発見したのがこちら。

熊本にある日の出製粉というところが出している棒ラーメンで、ノーマルな豚骨タイプもあったのですが、辛味噌タイプというのが珍しくてつい購入してしまいました。家にラーメンの具になりそうな物が何も無かったので、ついでに高菜漬けも購入。

後で調べてみると、どうやら食い物仲間の「えて吉」さんも食べておられたようですな。

高菜を乗っけた以外は素のままで食べてみたのですが、やはりえて吉さんの感想と同様に、それほど味噌感は無く、ちょっとピリ辛の豚骨ラーメンという感じです。

麺は低加水のしなやかな喉越しで、豚骨スープ自体は熊本らしく少しあっさり目。全体的に食べやすくスルスルと平らげてしまいました。でももうちょっとボリュームが欲しいかな。

定価よりは安売りをしていたとは言え、マルタイの棒ラーメンとかに比べると値段が高いので、再購入は微妙なところではありますが、地方のラーメン文化の香りが少し感じられて楽しかったです。ご馳走様!

2017年11月28日火曜日

毎月第3火曜日は、「けむり屋&フラワー」@難波でワンコインランチ!

難波の日本橋商店街の北西にある狭い路地、ラーメンの人気店である「丈六」などがある並びに、「けむり屋&フラワー」という中華のダイニングバーがあります。

そこでは毎月第3火曜日に、通常は780円で提供されているランチメニューがワンコインになるセールをやっているという噂は聞いておりましたが、天候や予定でなかなかタイミングが合わず、今回ようやく初訪問となりました。

ワンコインの対象となるのは、日替わり2種のランチに、担々麺+ライス、冷麺+ライス、エビマヨランチの4種類。この日は空腹だったので、一番ボリュームがありそうな日替わりランチで行ってみました。

1品はバンバンジーのサラダで、もう1品は麻婆豆腐。バンバンジーは作り置きが効くメニューなので、あまり待たずに料理が提供されました。

味はどちらもあっさりしていて油分は控えめ。個性やパンチは感じませんが、麻婆豆腐はぴりっと辛味が効いていてご飯が進みますね。スープはどうという事も無く。

これで通常価格ならうーんという感じですが、ワンコインなら文句はありませんな。次回のワンコインではエビマヨを行ってみたいところです。どうもご馳走様!

 

けむり屋&フラワー中華料理 / 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2017年11月27日月曜日

麺屋 猪一 離れ@京都・高辻高倉の「追い鯖そば」

この日は、京都の寺町で午後から会合がある予定だったので、お昼はその近所で食べることに決定。

当然、二郎系やカレー系など匂いのキツイ食べ物を取るわけには行かないので、どこにするか悩んだのですが、そういや京都のラーメンでビブグルマンを取った人気店があったよなと思いつきました。

その「麺屋猪一」は本店が寺町通にあるのですが、噂では長い行列が出来る人気だそう。でも、もし会合に間に合わないと困るので、その近くに出来た二号店のほうへ行ってみることにしました。

開店時間のすぐ後に訪問したところ、幸いにも待ち客は無くてそのまま店に入れました。でも店から出る頃にはやっぱり並びが出来ていたのでラッキーでした。

卓上には、七味唐辛子、二味唐辛子、柚子山椒、ごま、ミル付き山椒、ミル付き胡椒と薬味が整然と並んでいます。

そして取り放題のとろろ昆布。

メニューは、追い鰹そばと追い鯖そば、引っ張り出しそば、バリエーションで和牛入り、ご飯物などが並んでいますが、和牛入りやご飯を頼むと軽く1200円ほどになってしまうので、追い鯖そばのみをオーダーしました。

まず醤油色のスープを一口飲んでみると、まさにこれは「うどん屋の出汁」。動物系が入っておらず、関西のうどんダシではベーシックな鯖節を使っているので、なおさらうどん感が募ります。

麺は加水率高めのつるつるした喉越しで、かんすいもあまり感じなくてこれも食感がおそばという感じ。甘辛く炊かれたタケノコ、晒した白ネギの辛さ、三つ葉の香りも完全な和風。

大ぶりのレアチャーシューと煮玉子の存在で、かろうじてラーメンのアイデンティティを感じさせますが、途中でとろろ昆布を入れたら、さらにうどん指数が跳ね上がりましたよ(笑)。

上品な店の雰囲気、丁寧な接客、そして和でまとめ上げたラーメンと、人々が「京風ラーメン」に思い描く理想を具現化したような店だとは思いますが、どうしても個人的には「コレジャナイ感」が募ります。

観光客には十分オススメできる店でしょうが、天下一品や新福菜館、第一旭といった”濃い”ラーメンで育った京都ローカルにはあまり合わなかったですね・・・どうもご馳走様。

麺屋 猪一 離れラーメン / 四条駅(京都市営)烏丸駅五条駅(京都市営)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2017年11月26日日曜日

ガッツリ度では最強クラスのカツ丼「かつ兵衛」@東三国

東三国にあるカツ丼専門店は、ボリュームがあって美味しいとの噂は以前から聞いておりました。

しかし場所的に淀川を渡る行程は、とても平日の昼休みに往復できる距離ではなく、土日に行って何かある場所でもないですし、ご飯物だから夜に食べるのも厳しいとあって、なかなか行けずにおりました。

最近たまたま、近くを通る用事が出来た事もあってようやく念願の訪問。

場所は東三国駅から西へ伸びる商店街にあるのですが、近所にはスリランカ料理のRASAHALAや創作ラーメンの「MOVE麺t」、中華の若水なんかもあって充実してますよね。

店内に入ると入り口の横に券売機があり、長い木のカウンターが伸びています。中ではマスター1人が調理と接客を担当。

ソースカツ丼やカレーカツ丼、おろしカツ丼というメニューもありますが、初めてなのでノーマルのカツ丼をオーダー。

写真だけでは良く分からないですが、俵型に揚げられた、おそらく豚もも肉を使ったカツが直系20cmはある器にビッシリと敷き詰められており、その上に後乗せで卵とじがかかっています。

もうこれだけで十分過ぎるボリュームがあって、既にご飯とのバランスが取れていません・・・卵とカツはオプションでダブルにする事も可能なようですが、それだとご飯が付け合せになりそうですな。(^_^;)

カツは厚み1cm以上はありますが柔らかくて食べやすいです。衣は厚めで剥がれやすいですが、まあ許容範囲でしょう。

出汁はたっぷり目であっさりな甘辛。カツの量的にかなり重く、濃い出汁だとしんどくなるのでこれぐらいが良い感じですかね。

刻んだ豚の脂身が入った赤だしが付いて、たくあんは取り放題。卓上には一味唐辛子と山椒と、脇役も充実しています。

食べ終わったら腹パンパンで動けないほどになってしまいました・・・これで680円とは、間違いなく大阪ではトップクラスにコストパフォーマンスが高いカツ丼と呼べるのではないでしょうか。どうもご馳走様!

かつ兵衛かつ丼・かつ重 / 東三国駅東淀川駅新大阪駅

昼総合点★★★★ 4.0

2017年11月24日金曜日

背脂はどこ行った?「博多だるま」@京阪百貨店・九州うまかもん大会

11月23日は勤労感謝の日。

この日は、次女が習っているチアダンスの発表が近くであり、それが午後からの予定なので午前中にひとっ走り京阪百貨店の守口店まで行って来ました。

お目当ては、「九州うまかもん大会」にイートインで来ている「博多だるま」のラーメン。以前、阪急百貨店の催事に来ていた時に食べて気に入っていたんですよね。

いつもそんなに混まなくて助かる京阪百貨店の催事ですが、開店直後だと店内に先客1名だけでかなり寂しい状態。結局食べ終わるまで5人ぐらいの客が来たぐらいでしょうか。これでちゃんと儲かるのか他人事ながら心配になります・・・

税抜き750円の旨辛ラーメンというのも気になりましたが、やはりここはノーマルなラーメン(税抜き700円)で行きました。

以前に阪急でいただいた時には、スープの表面は背脂でビッシリだったのに、ここのラーメンは何故か背脂がほとんど浮いていません。

軽い豚骨臭がする、マイルドでコクのあるスープ本体は一緒ですが、背脂が無いとかなりあっさりした印象に変わりますね。ちょっとアクセントに欠けるので、途中でコショウとショウガを投入してしまいました。

京阪百貨店の催事ページをよく見てみると、こちらの写真もやはり背脂は見当たらないので、入れ忘れたわけでも無さそうです。博多だるまにもラーメンが二系統あるんでしょうかね?

別に美味しくなかったわけではないですが、ちょっと肩透かしを食らってしまった一杯でした。どうもご馳走様。

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2017年11月23日木曜日

トルコ産松茸で、松茸のホイル焼き、吸い物、炊き込みご飯

先日、芦池更科に松茸うどんを食べに行って満席で断念、その恨みが残っていたせいか、週末に天満市場に寄った時につい魔が差してしまい、1パック1000円の松茸を買ってしまいました(笑)。

一般的に安い松茸は中国産が多いのですが、臭いを嗅いでみると中国産はすえた臭いというか、どうも不自然な感じがして今まで買う気になりませんでした。

でもこのトルコ産は、国産には及びませんがちゃんと松茸らしい香りがして悪くない感じだったので、思い切って購入。傘は開いてますが贅沢は言えません。

まずはホイル焼きにしてすだちをかけていただきましたが、昔に食べた国産の松茸よりもキノコらしい味がしてちょっとビックリ。歯ざわりもシャキシャキで美味しいです。

せっかくの松茸なので、一番出汁を引いて松茸と豆腐の吸い物、松茸ご飯、そしておかずにだし巻きを作りました。

やっぱ香り自体は弱めで、料理に比べて松茸自体の量がもうちょっと欲しかったかな。でも松茸欲はしっかり解消出来たので良かったです。

2017年11月21日火曜日

相変わらず圧巻のワンコイン定食「いろり」@長堀橋

この日は、芦池更科へ松茸うどんを食べに行く気でいたのですが、あいにく店内はお客さんでほぼ満杯。

ゆっくり待っていられるほど時間の余裕が無かったのので、行きしなに通り過ぎた「いろり」に珍しく人が並んでなかったので飛び込みました。

本サイトに登録したのがもう10年前になる店で、原材料費や人件費の高騰で値上がりが当然な状況の中、相変わらず日替わり定食をワンコインで提供されているのは立派の一言。

今回のメインは煮込みハンバーグ。ハンバーグ自体は出来合いっぽいものですが、大人の手のひらサイズはあって食べごたえ十分。

これにケチャスパ、キャベツが付いた上に、冷奴やエンドウの卵とじが選べる小鉢が1つ、豚肉たっぷり具だくさんの豚汁、お代わり自由なご飯が付いてワンコインは圧巻と言うしかありません。

随分久々の訪問ですが、改めてその実力に感服するしか無い充実のランチでした。どうもご馳走様!

 

いろりレストラン(その他) / 長堀橋駅堺筋本町駅心斎橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

2017年11月20日月曜日

グルコバ57は、ケララ・ベジタリアン・ミールス!

昨日のグルコバは、半年恒例のバナナの葉で食べるベジタリアン・ミールスの会でした。

春にやった前回はタミルだったので、秋はココナツをたっぷり使ったケララ料理がテーマです。

今回はやたらと調理隊の集まりが良くて、いつもなら2時ぐらいになって15人ぐらいかなというペースなんですが、最初から20数名が来てしまい担当がなかなか振れなくて、ベテラン陣に手分けしてもらって何とか回した状況になってしまって申し訳なかったです。

でもその甲斐あって、19品という多い品数の割に、隅々にまでチェックが行き届いた料理になって良かったです。

では料理の解説です。

A.ナスと冬瓜のカルナータカ・サンバル
南インドを代表する菜食カレー。ムングダルを使用した甘みのあるタイプに仕上げました。

B.ラッサム
これも南インドの典型、トマトと胡椒を使った辛酸っぱいスープカレー。

C.ケララ・パリップ
ケララ風にココナツペーストを使った、レンズ豆のカレー。

D.アヴィヤル
野菜をヨーグルトとココナツのソースで和えた、ケララ特有の料理。

E.ポテト・クルマ
カシューナッツとココナツミルクの濃厚なグレービーで煮込んだカレー。

F.サーゴ・パヤサム
タピオカをココナツミルクで煮込み、サフランを加えたデザート。

G.イディヤッパン
米粉を練って型でひねり出し、蒸したビーフン状の麺。

H.パローター
小麦粉を伸ばし、パイ状に畳んで焼いた薄焼きパン。

I.さつまいものトーレン
さつまいもとココナツの炒め物。

J.ココナツ・チャットニー
ココナツを使った甘いディップ。

K.カレーリーフ・チャットニー
カレーリーフをふんだんに使ったディップ。

L.ビーツのピックル
ビーツを使ったインド風漬物。

M.インジ・プリ
ケララならではの、ショウガを使った甘酸っぱいディップ。

N.キノコのトーレン
様々なキノコを使った炒め煮。

O.ソナ・マスーリ・ライス
パラパラとした、南インドで食べられている中粒米。

P.ココナツ・ポディ&ギー
ココナツを使ったふりかけ。ギーをたらしていただきます。

Q.パパド
豆粉を薄く伸ばしたものを揚げてます。(市販品)

R.オニオン・パコラ
玉ねぎのインド風かき揚げ。

S.メドゥ・ワダ
ウラドダルをすり潰して揚げた、甘くないドーナツ。

 

次回は来年の1月21日(日曜)、おそらく牡蠣を使ったビリヤニ、エビカレーを作ると思いますので、またご参加をお待ちしています!

2017年11月19日日曜日

おそらく大阪で最安のうどん「もとや南店」@京橋

平日、酒を飲む日は炭水化物はあまり取らないようにしているため、仕事帰りは晩酌用に何かアテを買ったりする事が多いのですが、休肝日は炭水化物抜きだと眠れないので、だいたい家に直行してご飯を詰め込む事が多いです。

ただ、この日は昼休みに時間がなくてカップ麺しか食べられず、とても家に帰るまで持ちそうに無かったので、京橋でうどんでも食べて帰ろうと思っていました。

しかし目当てにしていた新京橋商店街の松屋うどんは既に閉店。最近は夜の営業をやめてしまった様子ですね・・・

すっかりうどんの気分だったので、他の料理を食べる気にならず、どうしたものかと商店街を北上していたら、「うどん」と書かれた看板を見つけてしまいました。

それは激安食堂の「もとや」。もっと北に行ったところに本店がありますが、腹ペコだったので手近な南店のほうへ突入。

周りは皆定食を食べているのに、かけうどんだけオーダーするのは若干気が引けましたが、何とか初志貫徹しましたよ。

さすがに120円という値段だと、具はペラペラの海苔1枚とネギのみ。うどんも隣の業務スーパーで買ったようなものです。でも出汁は濃縮がベースながら、一応は鰹節の香りがしたので立派なものです。

まあほんとに食った、というだけではありますが、悲しい気分にならなかったので良かったです(笑)。

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2017年11月17日金曜日

超本格派ステーキ、仙鳳趾の牡蠣が出る角打ち「北浦酒店」@天神橋筋六丁目

今となってはひと時代むかし、その当時は天満エリアに立ち飲みと呼べる店はほとんど無く、ネット上の情報といえばスポニチのサイトに連載されていた「酩酊・大阪八十八カ所」や「大阪立ち飲みページ」ぐらいしか無かった頃、おそらくここに1度だけ来たことがあったんですよね。

でもその時は、年季の入った常連さんで店内はビッシリ、中に入るとジロリと「どこのヨソモンや」みたいな目で睨まれた気がして、ほうほうの体で逃げ帰ったような記憶があります。

そこからもう20年近くになるでしょうか、すっかり自分のほうが年季の入ったオッサンになり、酒屋の角打ちも随分世間的にオープンな存在になって、こちらにも全く違和感なく入れるようになってしまいました(笑)。

今は年配のお母さんに代わって、息子さんが主に店を切り盛りされておられるのですが、その料理がとても酒屋が出しているとは思えない、かなりの本格派で驚いてしまいました。

まずはゆうに1.5cmぐらいの厚みはありそうなステーキ。値段はおそらく1500円程度だと思いますが、赤身なのにとても柔らかく旨味があり、格安ステーキ屋で出されるようなの安っぽい輸入肉とは一線を画していて、このクォリティならかえって安いぐらいです。

多分ステーキと同じ肉を使ったビフカツは中がレアの揚げ上がり。当然この厚みでもスッと噛み切れる柔らかさ。ソースもデミグラスとウスターのブレンドっぽくてなかなか凝っています。

そしてこれは何と仙鳳趾産のカキフライ。酢牡蠣もあるのですが、普通は生で食べる高級食材の仙鳳趾牡蠣を惜しげもなくフライにする贅沢が味わえるところは他に無いでしょう。

牡蠣が巨大すぎて一口では食べられませんし、生でさえクリーミーな仙鳳趾牡蠣が、熱が加わる事でまるでフグの白子を食べているような濃厚な味わいにむせ返るようです。これでも値段は何と1000円そこそこ。

ふっくら揚がった豚天は、1個1個が大きくて食べごたえ十分。ショウガ天も、同じようなサイズが出てくるのにはちょっと笑ってしまいます。

市場から仕入れるタコ刺し、カツオのたたきも新鮮です。

注文の度に作られるう巻。アツアツ、ホクホクで、う巻に対する従来の先入観を覆されます。

これはアイデアメニューのソーセージエッグ。四角く焼かれた卵の中にソーセージが浮かんでいて、見た目も舌も楽しい一品。

惜しげもなく盛られた古漬けのきゅうりは、酸っぱく懐かしい味で日本酒に合います。

スパサラやしらすおろしなどの小鉢は、冷蔵庫から取って来ます。

料理は激安では無いですが、ボリュームとクォリティを考えればコストパフォーマンスは十二分。1人よりもグループで楽しみたい角打ちです。

詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

北浦酒店立ち飲み居酒屋・バー / 天神橋筋六丁目駅中崎町駅天満駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

2017年11月16日木曜日

松栄軒の「贅沢かしわめし」@出水駅

先週末、子供用のおかずを考えた後に、さて自分が食べる用には何を作るかと思案しながらスーパーへ出向いたところ、たまたま駅弁フェアをやっているところに出くわしました。

酒を飲む時の晩御飯には、普段は炭水化物を抜くようにしているのですが、この時は異常に腹が減っていたのと、弁当に2割引きのシールが貼ってあったために、つい魔が差してしまいました(笑)。

他にはますのすしとか穴子弁当なんかもありましたけど、その中でも値段が安くてボリュームがそこそこありそうな、出水駅の「贅沢かしわめし」を選択。

かしわめしと言えば、折尾駅や鳥栖駅は駅弁大会でよく見かけるのですが、こちらの駅弁は初めて見ましたね。

内容は、鶏飯の上に錦糸卵、鶏そぼろ、鶏の照り焼き、ごぼうが乗っかり、副菜は玉子焼き、明太子、高菜漬けと九州の名物が添えられています。

鶏飯とそぼろには甘めですがしっかり味が付けられ、十分酒のアテになってくれます。ただ高菜はともかく、明太子には白ご飯ですよね~。鶏の照り焼きはちょっと肉質がパサついていてイマイチだったかな。

子供にちょっと食べてみる?と誘ってみたら、喜んで結局半分ぐらい食べられてしまいましたよ。どうもご馳走様!

2017年11月15日水曜日

2周年ワンコインセール!「UDONダイニング KONA×MIZU×SHIO」@堺筋本町

このあたりは昼休みに良く通る道で、以前からガラス張りでオープンキッチンの、この付近では珍しい「意識高い系」な創作うどん店があるなと気付いていたのですが、そういう系統は本能的に避けてしまう自分は当然スルー。

しかし今月頭にたまたま前を通過したところ、見慣れない張り紙があったので見てみると、11/14~16の3日間は、3つのメニューがワンコインになる2周年のセールをやると書いてあったので、こういう機会でも無い限りは来ることも無いなと思い、昨日と今日に訪れてみました。

レジカウンターの横には、うどんの材料で作ったらしい「うパン」が売っていて、店内でもセットで付けられたりします。しかしうどんにパンはどう考えても合わないと思うんですが・・・(^_^;)

セール期間中はワンコインメニューのみの提供で、1つは日替わりで天ぷら、混ぜご飯、炊合せが付いたCセットで、2つ目はカレーうどん、3つ目はごま豆腐温ぶっかけで、私は前の2つをいただきました。

圧力鍋を使って茹でたうどんといえば、交野市にある食べログうどん部門大阪第1位の「楽々」を思い出しますが、そことほぼ同じタイプのモチモチな太麺で、噛むと歯を跳ね返す弾力があり、グニョ~ンと伸びる独特の食感。何故かピンク色の一反木綿みたいなビラビラも入ってます。

オープンキッチンなので、圧力鍋でうどんを茹でている様が良く分かります。一旦水で締めてから温めているんですね。

出汁はとても香りが高く、調味料の陰は感じないのに旨味十分。個人的な好みからするとちょっと甘めかなと思いますがクォリティは申し分無し。舞茸天もサクサク、プリッと上等です。

でも器が、意識高い系ラーメンでよくある、断面が逆三角形の深くて重い器に入っており、箸がプラスチックなのですくいにくいです・・・頼めば割り箸をくれるらしいですがね。

うどんの他には、厚揚げ、里芋の麹和え、ほうれん草が入った煮物の小鉢と、鮭と炒り卵の混ぜご飯。これらはまあ普通かな。混ぜご飯はお代わり自由です。

カレーうどんは、出汁感は当然ですが辛味と酸味も効いていて独特の味わい。具はパプリカの酢漬け(?)とカイワレ、ネギ、黒い一反木綿のみでちょっと寂しいです。通常だと900円なのはちと高いかな~。

今までは食わず嫌いで敬遠し続けていましたが、うどん自体が想像以上にハイレベルですし、値段もそんなに無茶な金額ではありません。ガンガン通うって事は無いでしょうが、冷たいうどんは一度試してみたいですな。どうもご馳走様!
  

ウドンダイニング コナ ミズ シオうどん / 堺筋本町駅谷町四丁目駅松屋町駅

昼総合点★★★★ 4.0

2017年11月14日火曜日

やっぱり大阪の中では高値安定「天下一品 難波ウインズ前店」

11月になってコートがいるぐらい肌寒い日が多くなり、期限は今月末までですが寒くて外出する気が失せたら困るので、天下一品の日でもらった無料券を消化して来ました。

昨年はニラキムチ目当てて法善寺店へ行きましたが、そのニラキムチが無くなった今となっては完全に対象外。大阪の天一ではクォリティに定評がある難波ウインズ前店にお邪魔しました。

天下一品のスープは、今では本店も含めてセントラルキッチンで作ったレトルトパウチに入ったものを各店で温めているだけらしいのですが、何故か店によって出来が大きく変わるのが不思議ですよね~。

こちらのスープは、濃厚さは当然ですが口当たりがとても滑らか。イオン鶴見店のスープに感じた、分離したような粉っぽさ、変なざらつきを感じません。そしてスープがアツアツなのがまた嬉しい。温度管理が上手いんでしょうね。

この店で少し残念なのは、もちろんニラキムチは無いし、ニンニク味噌も自分で入れられず、カスタマイズの範囲が狭いんですよね。まあラーメンが旨いのでやっぱりここに来てしまうわけですが。どうもご馳走様、次はまた来年になると思います(笑)。

 
 

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2017年11月13日月曜日

ビーツのピックル

先週末は、今度の日曜に行われるグルコバ用に、ビーツのピックルを仕込みました。

あまりその辺のスーパーで見かけない食材ですが、今はちょうど旬なので天満市場や道の駅、業務スーパーの野菜売り場を探せばちょくちょく見かけますね。

非常に栄養が豊富で彩りもよく、爽やかな甘さを持った野菜なので、インドのベジタリアン料理には欠かせない食材です。

ヨーグルトと和えてピンク色になるパチャディが有名ですが、今回はピックルというインド式漬物にしました。

ビーツは皮ごと圧力鍋で煮てから皮をむき、小さく刻んでおきます。

マスタードオイルをごま油を熱し、ニンニクとしょうが、青唐辛子を炒めてビーツを投入、マスタードとフェネグリークのパウダー、ターメリック、ビネガー、砂糖、塩、カイエンヌペッパーを加えて馴染ませ、あとは常温で保管。

日曜日の出来上がりをお楽しみに~!