大阪のラーメン激戦区となって久しい天満界隈で、そのブームの発端となった店が天神橋筋六丁目にある「群青」さん。
堺筋本町に二毛作の店としてスタートし、その時から通っていた店ではありましたが、突然マスコミに取り上げられて大行列店となってしまい、それからは1度訪問したきりになっておりました。
しかし、たまたま昼前にこのあたりに訪れる機会があり、いつもどおりの行列かなと思って覗いてみたところ、意外にも人待ちがなくてすんなり入ることが出来ました。もうラーメンマニアさん達は福島の方に向かっちゃったんですかね?
事前に、ラーメンがリニューアルされているという情報を耳にしていたので、それを目当てに行ってみたところ、残雪というメニューのほうが提供できなくて雨劇と呼ばれる煮干しラーメンとつけ麺のみの提供という張り紙がありました。
なので選択の余地なく雨劇をオーダー。麺量は130gと200gがあり、750円の200gにしました。
まずスープを飲んでみると、エグみもクセもガッツリ煮出された超濃厚な煮干しがガツーンと来ます。いや、これは今まで食べたどのラーメンよりも煮干しが強烈に来ますね。で、その後に強めの甘みがやって来ます。
うーん、これは結構意表を突かれました。個人的にはこの甘さはちょっと苦手ですかね~。それでも胡椒で味を変えながら煮干しに引き込まれるようにスープはほとんど飲んじゃいましたが(笑)。
麺は中太ストレートでツルツルした食感。200gだと食べごたえは十分ですね。
具は炙った肩ロースのチャーシュー、ほうれん草、メンマ、刻んだ白ネギ。チャーシューは厚みがあってこちらも食べごたえがあります。
大変インパクトがあった一杯ですが、やっぱこの甘味がなあ・・・いずれにせよ、煮干し好きなら体験する価値のある一杯である事は間違いありませんね!