この日は、昼休みに裾直しを頼んだズボンを心斎橋まで取りに行く用事がありました。
最初は長堀橋に新しくオープンした人気店系列のラーメン店に行こうかと思っていたのですが、昼前にたまたまishさんの洋食店について書かれたエントリーを読んでしまって頭の中がすっかり洋食になってしまいました(笑)。
でも難波付近は重亭、自由軒といった老舗有名店はあるもののお手頃な店があまり無く、しき浪も閉店して久しいのでどこに行こうかと考えて思いついたのがこちら。
最近、人には薦めた事はありましたが自分で訪れるのは本当に久しぶり。古き良き昭和の道頓堀の空気をそのまま切り取ったような店の雰囲気も、嬉しい事に値段(消費税は外税分かかりますが)も全く昔と変わっていませんね。
ライス付きで900円のビフカツは、ラードで香ばしく揚げられたちょっと厚めの衣をまとった柔らかい牛肉に、トマトトマトしてないビターで少し重めのクラシックなドミグラスソースが染み込み、これはご飯がガシガシ進みます。
いや、味のほうも全く昔と変わらぬ安定した美味さで言う事ありません。こういう伝統の重みを感じる店は、資本系やチェーン店で埋め尽くされてしまったミナミでは本当に貴重な存在になってしまいました。まさに大阪のB級グルメ世界遺産の代表格だと思いますね。
はり重カレーショップ (洋食 / 大阪難波駅、なんば駅(大阪市営)、日本橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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