最近の大阪は、Facebookの某研究会のように、ラーメンマニア並に立ち飲み屋に対しても新店を追っかける人たちが出来ていて、時々それと思しきグループなんかがいたりするとやたらと騒がしく、あえてその手の人たちが集う店は敬遠していたりしています。
前回の橘田酒店と同様に、この店もお母さん手作りのアテを求めて常連さんが穏やかに飲み食いしていて落ち着けるお店です。
何と言ってもこちらの特徴は、普通の酒屋の立ち飲みだったらまず出来合いを出すであろう定番メニューが、ことごとく手作りという点にあります。
名物はこの「かっぱの煮込み」で、かっぱとは牛のスジ肉に使われている部分で、「赤身スジ」と呼ばれているバラと腹皮の間にある部位らしく、あっさり薄味ながらも深いコクを感じる逸品。
キリッと辛口のタレが良い大ぶりの焼き鳥、丁寧に二度揚げされる鶏の唐揚げ、脂が乗ったカツオのタタキもわざわざ炙ってますよ。そしてトドメは角打ちで手作りなんて初めて見たう巻!
脂身がとろける煮豚、肉々しい鉄鍋餃子も手間がかかってます。そして定番のポテサラに、薄味で上品なかんぴょうと高野豆腐の煮物と、品揃えも豊富でお母さんのレパートリーの広さに感心します。
酒はビール大瓶が420円、生中が350円と酒屋にしてはちょっぴりお高めですが、幻の焼酎と呼ばれる「村尾」が半合360円という値段で飲めるのは特筆すべき点ですな。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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