今回の横浜出張で、是非買って帰りたかったのが石川町にある「大木の肉屋」で売っているハムとコンビーフ、ソーセージ。
こちらは日本人として初めて、西洋式のハムを製造販売したお店だそうですが、店構えはあくまでどこにでもある肉屋という感じで、しかも店先には軽トラが塞ぐように置かれていて、とてもそんな特別な由緒がある店とは思えません(笑)。
その有名なコンビーフやソーセージも、何の変哲もない冷蔵ガラスケースの中に無造作に置かれており、注文ごとに塊をスライサーで切ってもらいます。
新幹線に乗る前に氷を詰めて持って帰ったののですが、氷が溶けて中身までびしょ濡れになっていましたが、生肉じゃないのであまり被害にならなかったのは幸いでした。
まずはつとに名高いコンビーフから。コンビーフと言うと、日本では缶詰に入った塩漬けほぐし肉として流通していますが、本来は塩漬けにした生肉をゆっくり茹でで作った「Corned Beef」という料理であり、本来は塊のまま食べるものなんですよね。
食べてみると、塩気はあくまであっさりで、しかしコンビーフらしい濃厚な味わい、ほぐれる肉質はしっかり感じられ、これをサンドイッチにして食べるとたまらないでしょうね!
そして隣のベイクドハム。ハムとベーコンの中間という感じで、さっとフライパンで炙ると脂身がトロっと溶け出して香りが抜群。かなうなら、これを分厚いステーキで食べたいです(笑)。
レバーソーセージは、ボロっとしたコクのあるレバーペーストにスパイスが程よく効いていて、ビールよりもワインに合う大人の味わい。サイズも大きくて非常に食べごたえがあります。辛口ソーセージはあんまり驚きは無かったかな。ピリッとしてビールに合いますけどね。
ソーセージ類は100gで300円弱、コンビーフは500円、ベイクドハムが600円強と決して安くはありませんが、作る手間やクォリティを考えると十分リーズナブルな逸品だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿