2016年3月12日土曜日

佐藤養殖場の的矢かき

3月に伊勢志摩に行くとなれば、やはり牡蠣をいただかないわけにはいかないでしょう!

とは言え、保養所までの道中で牡蠣を食べるのは、運転手を務めてくださっているえて吉さんにとっては酒が飲めず酷い仕打ち・・・(笑)

なので、志摩市磯部町的矢にある佐藤養殖場で、的矢かきを買って保養所で食べるのがいつものパターンです。

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的矢かきというのは三重県を代表する公認ブランドなので、三重県で取れる牡蠣は全部的矢かきと呼ばれているように思われていて、実際に飲食店や市場で「的矢かき」と大書されていたりする事も多いのですが、本来「的矢かき」を名乗って良いのは、的矢にある佐藤養殖場が生産している牡蠣だけなんですよね。

三重産の多くは浦村などで捕れた牡蠣で、的矢湾で捕れる量は全体からすると非常に少なく、佐藤養殖場の牡蠣は産地直送に限られているので、市場に出回ることはほぼあり得ません。ただ、的矢湾には佐藤養殖場以外にも生産者が居て、「的矢かき」じゃなくて「的矢漁協かき」というブランドで売られていたりするので、市場で的矢産として売られているのは間違いなくそちらです。

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さすがに日本一の格式を誇るブランドだけあって、佐藤養殖場の牡蠣の値段はご立派の一言。むき身だと1kgが8300円で、坂越で買った牡蠣に比べると4倍以上のお値段がします・・・

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我々は殻牡蠣15個入り3600円のパックを買い、いそいそと保養所までレッツゴー!

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発泡スチロールの箱を開けると、牡蠣の他に牡蠣開けナイフ、軍手、レシピ集が入っていて至れり尽くせり。

レシピ集を見ると、牡蠣の風干しなんかが書いてあったりしますが、あの志摩観光ホテルの名物料理長だった高橋氏をして「生で出すしか無かった」と言わしめた的矢かきを、そんなもったいない使い方なんか出来るはずがありません。(^_^;)

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早速殻を開けていただいてみると、やはり今年は牡蠣の生育が良いみたいで去年よりも殻に身が詰まっている感じです。そのまま食べてみると、海の塩気と濃厚さでむせ返るようです!

そして的矢かきの特徴は、臭みの無さはもちろんですが、旨味の奥にあるほのかな甘味! レモンを絞って食べると塩気が和らぐ代わりに甘味が引き立ってたまりませんな~。

養殖場から引き上げたばかりの牡蠣を、すぐ食べられる伊勢志摩旅行ならではの贅沢、今回も堪能いたしました~!

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