2017年2月19日日曜日

引き算の美学を感じるカップ麺「サッポロ一番 和ラー」

私の食い物仲間の間で、いっとき美味しいと話題になっていた「サッポロ一番 和ラー」シリーズ。

カップ麺はまず定価で買う事がない私なので(笑)、その話が出たあとはスルーしていたのですが、たまたまサンディで3種まとめて安売りをしていたので、これ幸いと買い込んでみました。

サッポロ一番和ラー博多鶏の水炊き風

白濁した鶏がらスープのまったり感に、鶏つくねのショウガが良いアクセントになっています。インスタントらしさを残しつつも、もう一口とついスープの飲んでしまう魅力があります。

サッポロ一番和ラー津軽帆立貝焼き味噌風

サッポロ一番みそラーメンらしい味噌味がベースであまり驚きは無いですが、ホタテの出汁とほんのりした甘み、大きめのネギの香ばしさが個性を演出しています。

サッポロ一番和ラー能登海老汁風

和出汁に海老粉末が入ったスープは、エビのインパクトがガツンと来るがボディは薄め。しかし単調になりそうなところを、カニ風味のかまぼこ、ネギの香りが変化を生み出していて、最後まで飽きずにいただけます。

3種類とも食べ終わって、改めて「このシリーズの開発担当者は天才的なセンスを持った人だな」と思いましたね。

最近のインスタント麺の場合、いろいろとスープの素材や具を盛り込んで複雑な味に仕上げる事が多いように思いますが、このシリーズはベースはあくまでシンプル、しかし具や香味野菜の香りを効果的に使って引き締める、引き算の妙を感じます。

個人的には、博多風が一番好みかな? でもイオンとかでは見かけないので残念です。通勤路にあるサンディは早く閉まっちゃうからなあ・・・

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