2017年2月24日金曜日

”酔虎伝”であって酔虎伝にあらず「酔虎伝 京橋店」

この店も、通勤経路の途中にあって昔から興味があったにも関わらず、ずっと放置されていたところでした。

何度も書いてますが、行き帰りで見かける店は「いつでも行けるから、天候の悪い時や時間がない時の選択肢にしよう」と思ってしまって、結局そういう店のリストがどんどん溜まって消化が追いつかなくなるパターンに陥ってしまいます。

しかし今年の1月半ばからは本格的な寒さがやって来て、遠出をするのが難しくなったところでようやく通う順番が来たというわけです(笑)。

何と言ってもこちらの特徴は、あのメジャーな居酒屋チェーンである「酔虎伝」の名が付いていながら、それを思わせる要素はのれんとビールグラスのロゴぐらいで、それ以外はごく普通の、おばちゃん1人が切り盛りしている古びた個人居酒屋という不思議な空間です。

もとは「酔虎伝」を経営している現在のマルシェグループの前身だった、酒卸売業「丸忠」の直売所だったからというのが理由みたいですが、ちゃんとルーツを残してあるのは嬉しい話ですよね。

アテも完全に個人居酒屋のそれで、特徴は揚げ物と焼き物がボリュームたっぷりで充実している事。

甘辛く炒めた焼肉は、野菜でかさ増しせずたっぷりの牛肉を使用しているのに300円という格安ですし、250円のもやし炒めにも豚肉がどっさり入っています。

そして揚げ物。新世界の串かつ風に、ふんわりした衣で豚ヒレ肉を揚げたトンカツ、注文を受けてから衣を付けて揚げるジューシーなカキフライ、ふんわり柔らかいイカ天、鶏の唐揚げもカリッとクリスピーで、どれも250~300円というお値段でご機嫌。

オムレツ風に焼いたニラ玉はCP的にまずまず。おでんや湯豆腐、刺し身なんかは特筆すべき点は無いかな・・・でも酒の値段はビール大瓶が450円とチェーン価格より安くてお得です。

客層はスーツを着たサラリーマンなどは皆無で、完全に近所のおっさん、おばちゃんが集う地元のサロンという感じです。いつまでも、個人店らしさを失わない店であって欲しいですな!

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酔虎伝 京橋店居酒屋 / 京橋駅野江内代駅野江駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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