2017年8月17日木曜日

地元に愛される料理上手な立ち飲み「立ち呑み どんや」

関西の人間にとっては、難読地名なのに「放出中古車センター」のCMで知らない人は居ない放出駅。

鴫野から四條畷にかけての学研都市線沿線は、町工場が立ち並ぶ古くからの下町地域。でも最近は中小企業の不況と再開発で町並みがどんどん変貌しつつあります。

ここ放出も例外なく、駅の北東にある古い商店街群は残念ながら寂れる一方ですが、その一角にぽつんとこちらの居酒屋があります。

店名に「立ち呑み」と付いてますが、実際はパイプ椅子があって座れるようになっており、満員になる事は少ないですが常に地元民の人たちが立ち寄る定着ぶりを見せています。マスターが1人で切り盛りされているのに、年中無休なのが凄いです。

酒は基本的にセルフで入り口にある冷蔵庫から取り出すシステム。値段はビール大瓶が480円、焼酎が350円と激安ではないですが、そのかわりにほとんどの客が頼むのが「ちょい呑みセット」。

21時まではおでん3品と小鉢、ドリンクでワンコインと超お得。

これは単品ですが、21時からはおでんが唐揚げに変わって同じ値段です。

店の売りは通し揚げの天ぷらで、大ぶりのナスが80円、子供のゲンコツサイズの鶏肉が160円という値段。

天ぷら盛り合わせもエビやイワシが入った8品でたったの490円です。

そして意外と創作料理も充実していて、これはいろんな野菜が入った手作りの春巻き。

カレー粉を効かせた卵たっぷりの大きなポテサラ。

キムチと野菜ナムル、煮玉子、トロトロの角煮セット。

丸いミンチカツを洋風ソースで煮込んだものなど、だいたい250円前後で量がたっぷりの激安!

定番料理もしっかりしたクォリティで、野菜炒めはニンニクが効いてシャキシャキの仕上がり。

とん平焼きにも豚肉がたっぷり~。

酸っぱすぎないのが嬉しい、柔らかい小イワシの梅煮など、本当にどれも料理にハズレがない良店ですよ!

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立ち吞みどんや居酒屋 / 放出駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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