今まで何度もしつこく書いている通り、私はラーメンについての好みは保守的で、今流行りの創作系とか限定ラーメンは滅多に食べることはありません。
確かに経営のことを考えれば、常連が付いてない新店の場合は何らかのキャッチーな創作メニュー、期間限定メニューとかでマニアを引きつける施策はある程度必要なのかもしれませんが、それだけにオーソドックスなメニューで勝負している店は応援したくなります。
こちらもそんな店の1軒で、「麺や輝」の流れをくむ「麺や拓」で修行、独立されたそうで、豚骨魚介醤油のラーメンとつけ麺、まぜそば、煮干し醤油ラーメンと直球勝負の品揃えです。
豚骨魚介ラーメンと大淀まぜそばについては、以前にブログで取り上げましたが、その後つけ麺と煮干し醤油もいただいたので、本サイトの方にもデータをアップしました。
つけ麺は、味の構成自体はノーマルですが本家よりも更にドロドロ。ここまで豚骨魚介で濃いのは群青ぐらいしか無いというぐらいの粘度です。そして魚粉もガッツリ入っていてパワフルそのもの。300gまで値段同じなのは嬉しいですね。
煮干し醤油は、豚骨と煮干しのどっしりした旨味の上に、軽い酸味と煮干しのほろ苦さ、ネギの辛味が合わさって絶妙なバランス。まぜそばの時も思いましたが、アクセント的な酸味や苦味、香りの使い方が上手いですよね。
弟子でありながらクォリティ的に本家を超えると言えば「うえまち」を思い出しますが、この店もそういう稀有な存在じゃないかと思いますね。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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