半年ほど前、京阪守口市駅前にあの一作ラーメンで修行された人が店をオープンしたという噂を聞いて、ずっと気になっておりました。
だいたい一作の場合、その辺の個人ラーメン店とは違ってセントラルキッチンでスープを作っているはずですし、一介の店員だったというだけではスープの配合やレシピが分かるとは思えないし、一体どういう事かと不思議だったのです。
一応、店のHPはちゃんとした作りになっているし、もしかすると一作自身が作ったサブブランド店なんじゃないかと怪しんでおりました。なので、是が非でもという気持ちが起こらず、今までなかなか訪問する気が起こらなったんですよね。
んでたまたま、この日は昼頃に体が空いたので、ようやく「麺屋とり仁」に初訪問。時間はオープン直後でしたが、客の入りは6割程度で、このロケーションにしてはかなり人気があるように思います。
ラーメンは、あっさり醤油や極濃厚などの種類はありますが、ここは初めてなのでノーマルな「濃厚とり仁らーめん」(700円)で。
頭の中では一作がそのまま来るかなと覚悟していましたが、スープを一口飲んでみると鶏主体の濃厚な旨味が感じられ、今のじゃがいもポタージュっぽい一作とは違う、むしろ昔の一作の味に近いスープだったので驚きました。
麺は中細ですがデロ麺じゃなくて比較的コシはしっかりしていますし、しっとりしたレアチャーシューも厚みのあるものが3枚載ってお得感があります。チェーン店っぽい妥協は感じられず、ちゃんと1つのラーメン店としてレベルの高さを感じます。
ただ、卓上にあった辛子味噌っぽいペーストを入れたところ、何と花椒がたっぷり入った山椒味噌で、その後は舌がしびれて良く味が分からなくなってしまったのは痛恨でした・・・皆さんも入れ過ぎにはご注意を!
でもラーメン自体は気に入ったので、また再訪は確実ですね。サイドメニューも豊富なので、今度は子供と来てみたいです。どうもご馳走様!
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