梅雨と台風が過ぎ去り、一気に夏本番になった日曜日。グルコバも真夏にふさわしい恒例のアーンドラ料理がテーマです。
今年の熱波で多くの死者が出たのもこのアーンドラ・プラデーシュ州でして、とにかく暑い事で有名な土地。料理も食欲の増進、防腐も兼ねてタマリンドや唐辛子を多用する辛酸っぱい味の料理が多いのが特徴です。
そして州都のハイデラバードはイスラム系の住民が多く、ムスリム式のビリヤーニで知られる街でもあります。なので、今回はあれっくすさんのビリヤーニを中心に料理を構成しました。
尼崎の会場はクーラーがあまり効いてくれず、メニューから揚げ物を排除して何とか涼しく調理が出来るようにと思ったのですが、どうも年々クーラーの能力が落ちてるんじゃないかと思うぐらいに暑かったです。幸い、風があったので途中から窓を全開にするとマシになったので助かりましたが。
調理の方は、ローズ・ウォーターを忘れた以外は案外順調に進み、最後の方は結構時間が余ってしまいましたね。メインのビリヤーニは安定した出来でバッチリ。暑さもあっておかげでビールが進みすぎ、帰りはかなりしんどかったです(笑)。
それでは恒例のメニュー解説を。
A.セミヤ・パヤサム
バミセリという極細パスタを使った、トロリとしたミルクデザート。
B.トマト・パチャディ
トマトと赤玉ねぎを入れたヨーグルトサラダ。
C.ハマチのタマリンドカレー
アーンドラ風に、タマリンドを効かせた辛酸っぱい魚カレー。
D.スンダル
殻付きひよこ豆を使った、南インドのサラダ。
E.ナスのココナツマサラ
ナスを揚げてココナツミルクとタマリンドで炒め煮した料理。
F.ミルチ・カ・サラン
ビリヤーニと相性が良い、ししとうをナッツ入りの甘酸っぱいグレイビーで煮込んだ料理。
G.パロタ
小麦粉を伸ばしてたたんで焼いた、パイ状のパン。
H.カレーリーフ・チャットニー
普通のインド料理屋では絶対に出てこない、カレーリーフをふんだんに使ったディップ。
I.ゴーヤのアーンドラ風フライ
ゴーヤをたっぷりのタマリンドで煮込んだ、苦酸っぱい料理。
J.オニオン・チャットニー
玉ねぎとタマリンドを使った甘酸っぱいディップ。
K.ウップマ
スジという粗びきセモリナ粉を練って作る、南インド定番の朝食アイテム。
L.玉ねぎのアチャール
玉ねぎを唐辛子とレモンであえた即席漬け。
M.トマト・サンボル
myblackmamaさんが余った材料で作った、トマトとココナツの和え物。
N.青唐辛子のポリヤル。
これも余った材料で出来た炒めもの。
O.アーンドラ風エッグ・ロースト
ゆでたまごをスパイスで焼き付けた一品。
P.ハイデラバーディ・チキン・カッチ・ビリヤーニ
ヨーグルトに漬けた鶏肉とバスマティライスを重ねて蒸し焼きにする、カッチ法で作られた本格派ビリヤーニ。
今回は全部で16品。早くに料理が売り切れてしまったので、白ご飯もプラスしとけば良かったかもしれませんね。そこはちょっと反省点でした。
次回は9/27(日)開催予定。グルコバでは初となる、バナナの葉で食べるベジタリアン・ミールスを作る予定ですので、また是非ご参加お待ちしております!
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