明日に迫ったグルコバの買い出しで、天満まで出かけたついでに阪神百貨店にも寄って駅弁を買いに行きました。
さすがに土曜日とあって、うえののあなごめしはオープンから15分ほどで全ての整理券が終了。でも4時とか5時の受け取りになると、取りに来ない人がかなりいるみたいなので、オープンと同時に来られない人はキャンセル待ちが狙い目かもしれませんね。
さて私は既にあなごめしはいただいてしまったので、まずは現地で食べる昼飯用に「さばといわしのほっかぶり寿司」を買いました。
この弁当は平成元年に考案されたものらしく、既に30年近い歴史を誇る名駅弁として知られた存在ですが、京都生まれの人間としては酢締めの魚については鯖寿司であまりに身近だったために、わざわざ駅弁て食べる気が起こらないでおりました。
でも毎年駅弁大会では何か初物を試す事をモットーにしているので、今回初チャレンジとなったわけです。
「ほっかぶり」の名前は、イワシの酢漬けを載せた寿司の上に、さらに甘酢漬けの大根でくるんだ姿が、頭巾をほっかぶっているように見える事から名付けられたらしいですね。
食べてみると、イワシは程よく脂が乗っており、軽めの酢締め具合とほんのり甘い大根漬け、しょうがの塩梅が非常に良くて、いやこれは確かにロングセラーになるだけの実力があるなと感心します。
サバの方は、大根漬けの上から巻かれた大葉は香ばしいですが、イワシに比べると脂分が少なく、淡白な方向にバランスが寄っていてイワシのほうが美味しく感じましたね。
惜しむらくは、ご飯がちょっと水分が多すぎてべちゃっとしていた事で、これがプリッと粒が立ったお米だったらもっと良かったのにと思いました。
値段は1130円で、美味しいけれどコストパフォーマンスとしては正直厳しいですかね・・・まあ年に1回のイベントなのでその事はしばし忘れましょうか。どうもご馳走様!
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