秋の味覚の王様といえば、まず第一に名前が挙がるのは松茸。
その中でも土瓶蒸しはシーズンに必ず食べたい料理なのですが、これを狙って食べるのはなかなか難しかったりしますよね。
だいたいは割烹料理店のコースに入っていたりするものですし、居酒屋や寿司屋に置いてあっても、出汁がちゃんとしていないと台無しになってしまう料理なので、下手な店で頼むと高い値段を取られるだけでガッカリする羽目になります。
自作するとそのへんは安心ではあるのですが、狭い家で年に1度のために土瓶を置くのも馬鹿らしいですし、子供らはそんなに松茸が好きじゃないので、家で買っても消費しきれません。
と言うわけで、松茸を確実にリーズナブルな値段でいただくには、この店に行くのが一番ですよね。
週末や土曜日は1ヶ月以上前から予約しないといけない人気で、今回は金曜に予約したのですが、団体の予約が入っていて7時のスタートになりました。
まずはお通しがわりの小鉢。相変わらずエッジがピンと立ったかぼちゃの煮方に惚れ惚れします。
だいたい秋のシーズン中は、松茸の土瓶蒸しと松茸ご飯がメニューに常備されており、さすがに松茸は国産じゃないでしょうが、土瓶蒸しがたったの600円ですからね!
一応予約の時に人数分は確保していましたが、それでも売り切れが怖いので最初にオーダー。もちろん日本酒も同時に行っときました。(^o^)
松茸、ハモ、三つ葉と具はシンプル。昨年はタイミングが合わずに土瓶蒸しは食べられなかったので、今年はいただけて幸せです~。
松茸がたっぷり入った松茸ご飯も、自家製の美味しい漬物が付いて400円と格安。
以前に食べて美味しかった鯛の骨蒸しが売り切れだったので、定番裏メニューのうなぎ白焼きも行っときました。
うなぎは蒲焼きもあるのですが、強火で炙って脂が浮き出た、カリッと香ばしい白焼きのほうが好きですね。
ここらでビールに合うアテという事でカキフライ。シーズン始めで牡蠣のサイズは小ぶりでしたが、味が濃厚で旨し。
同行したishさんがまだ未食という事で、名物料理の「さばからまぶし」と、ナスの田楽をオーダー。
もうちょい揚げもんとのご希望で、エビが太くてプリプリのエビフライ。ここのフライ物は洋食屋顔負けですなあ。
まだお腹にちょっと余裕があったので、最後は個人的なお気に入りのミンチボール。あっさりしていていくらでも食べられます。
松茸も堪能し、3人でこれだけしっかり飲み食いしても1人頭で4000円! いやはや、やっぱり何度来ても脱帽するしか無いコストパフォーマンスですなあ。
また来年も是非食べに来たいと思います。どうもご馳走様!
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