前回、「こく煮干し」ラーメンをいただいて感銘を受けた長尾中華そば。
後からネットで食べログの情報などを探している時、たまたま公式Twitterを見つけて書き込みを遡っていたら、阪神百貨店の催事でも裏メニューの「ごぐにぼ」がいただけるというツイートを発見しました。
関西の煮干しラーメンファンの皆様
お待たせしました、5年ぶりの大阪阪神梅田本店での東北物産展出店します 10月18日〜24日
よろしくお願いします
18日の朝のテレビ おはよう朝日 にて紹介されました(関西のみ)
裏ごぐにぼあります#長尾中華そば #阪神百貨店— 長尾中華そばグループ (@daigoro5928) 2017年10月18日
催事のラーメンに2回も行くのはどうかと迷ったのですが、次いつ来るか分からない店だし、こく煮干しも美味しかったので思い切って再訪しました。
券売のお姉さんに「裏メニューのごぐにぼ下さい」と申告したら、「は?」みたいな顔をされて、店の奥に引っ込んで他の店員とゴニョゴニョ相談した後に、カウンターの奥から手書きで「裏ごくにぼ」と書かれた食券を手渡されました(笑)。
食券を渡したら「少々お時間がかかります」と言われて5分ほど待たされてラーメンが登場~。
わざわざ裏のためにスープを仕込んでいるとは思えないので、おそらくこく煮干しスープをその場で沸かして濃縮させているのではないかと推察。
こく煮干しよりも明らかに濁ったスープを飲んだ第一印象は、「苦っ!」「エグッ!」でした(笑)。
まだこく煮干しはバランスを感じるスープでしたが、こちらは動物系の濃度も感じますが、明らかに煮干し分が突出し過ぎていてバランスもクソもありません。
でも不思議と生臭さは一切無く、まるで新鮮なサンマの腸を食べているような、苦味やエグみもひっくるめた煮干しの圧倒的なパワーに引きずられ、レンゲをすくう手が止まりません。
辛口な白ネギも、こく煮干しよりもさらに多く入っていて、さながらネギラーメンの様相すらありますが、それでもやはり煮干し感のほうが勝ってます。
途中でさすがにしんどくなって来たので、パラリと胡椒をふりかけてみたら、不思議と煮干しの癖がスッと無くなったのにはちょっと驚きましたね。ここのラーメンでなくても、煮干し感がちょっと苦手という人は、胡椒をかけてみるのがよいかもしれません。
いや、とても良い経験をさせていただきました。でも次頼むなら、やっぱりバランスが取れている「こく煮干し」のほうですかね(笑)。どうもご馳走様!
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