水曜から梅田の阪神百貨店で開催されている、「阪神の東北6県物産展」に青森の長尾中華そばが来ているとの事で、早速訪れてみました。
メニューは、700円の津軽ラーメン「あっさり」と、850円の新・津軽ラーメン「こく煮干し」の2種類に、催事としては珍しくご飯と納豆のオプションがあります。
何で納豆?と思いましたが、張ってあるポスターを見ると、締めのご飯にスープと納豆を入れて食べるのが定番みたいですね。さすがに私はやりませんでしたが・・・
オーダーしたのはこく煮干し。出て来たラーメンを見ると、いきなりガツンと煮干しの香りが漂って来ます。
スープを飲んでみると、煮干しと豚骨、鶏がらのパワフルな旨味、そして同時に煮干し特有の苦味、エグみもやって来ますが、生臭さは皆無で、その癖がかえってスープに深みを作り出している感があります。
麺はストレートの中太麺であまりコシがなく、京都のラーメンに良く似たタイプ。ちょっとこのスープには弱いかな~。
具はたっぷりの白ネギとメンマ、薄切りでトロトロの豚バラチャーシュー。ネギは結構辛いのですが、煮干しの癖を弱める効果がありますね。
関西で煮干しラーメンというと、癖を抑えて旨味だけ抽出したタイプか、逆にエグみが出過ぎたタイプの両極端しか見ないのですが、ここのラーメンはその辺のバランスが自然に取られていて、さすが青森煮干し文化の奥深さを感じさせる一杯でした。どうもご馳走様!
長尾中華そば 西バイパス本店 (ラーメン / 新青森駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
0 件のコメント:
コメントを投稿