今やどんどんと店主の高齢化によって廃業が進んでしまっている、大阪の大衆洋食店。
地域的には西成あたりが有名ですが、守口や門真地域には、全く広い道路に面しておらず本当に住宅地のど真ん中に隠れている、人に教えられなければ絶対に辿りつけないような、一見客完全無視の洋食店があったりします。
この店もその中の1つで、大日の中環と1号線に囲まれた住宅街にあって、店の前には車を置くことすら出来ないほど狭い場所にあります。
中に入ってもカウンターのみ10席ほどでとても狭いです。でもランチタイムには結構賑わってますし、どうやら出前の需要が多いようで、マスターはフル回転で調理をこなされています。
ダントツ人気なのが、こちらの看板メニューである「ユキライス」。
ほんのりカレー風味の炒めご飯の上に薄焼き卵でとじたカツを載せ、上からケチャップとドミグラスソースをかけたもので、ドミグラスソースはケチャップ多めで酸味を感じるレトロな味わいです。
カリッと揚がったエビフライが2尾に、肉々しいハンバーグ、ロースハム、サラダという充実した内容のランチは770円とオトクなお値段。
ドミグラスソースにカレー粉を加えた感じのカレーはたったの530円というお値段。それでいてご飯のボリュームも満点です。
料理は凄く美味しいというわけではないですが、どれもしみじみと懐かしい味。そんな事より今となっては大変貴重な店の佇まい、雰囲気が何よりのご馳走です。
是非、いつまでも元気に営業を続けていただきたいものですね。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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