私はインド料理作りが趣味でありながら、いわゆる巷の「スパイスカレー屋」にはほとんど行く事がありません。
それはまず第一に、普段のランチで食うには値段が高いというのがあります(笑)。
確かにカレーはちゃんと作るとスパイス代がバカにならないので、値段が高くなるのは身にしみて良く分かっているのですが、どうせ同じ値段を払うなら自分の勉強になるカレーを食べたいのです。
大阪で受けてるスパイスカレーは、和出汁カレーや海老キーマなど、旨味を重視する変化球タイプがほとんどで、出来上がりにホールスパイスやカスリメティを直接ふりかけるなど、香りよりも食感のためにスパイスを使っていて、インドの伝統的な技法とはかけ離れたものばかりです。
カレーを商売にするなら参考として食べるのはアリなんでしょうが、こっちは別に商売しているわけじゃないですからね~。
てなわけで、カレージャンルでは久々の更新。今回は、靱本町にある「酒場あさひ」さんがランチ限定で出しているカレーです。
鶏挽き肉と玉ねぎ、トマトをクミンやガラムマサラ、マスタードで煮込んだごくごくシンプルな北インド風カレー。
値段は中サイズが580円で、上の写真の小サイズ(480円)でも普通のカレー店の標準ぐらいなボリュームがあります。
名前と違って辛味はそれほど無く、備え付けのハラペーニョのピクルス、カイエンヌペッパー、ガラムマサラで辛味や香りを調整できます。
色は茶色オンリーで彩り皆無、何も奇をてらった部分は無いですが、ワンコイン前後でそれなりに美味しく腹いっぱい。やっぱ自分にとって普段のカレーはこれで十分ですな!
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