尼崎で念願のポッサムチプ！＠阪神尼崎

何年か前に、突然「ポッサムチプ」という珍しい名前の焼肉店が多数のグルメブログを席巻し、その多彩な肉料理のコースに目を奪われ、行ってみたいなと思いながらも神戸まで出て数人で焼肉というのはいかにもハードルが高く、ハンケチを噛み締めながら涙を流す事幾星霜・・・

今調べてみたら、もうポッサムチプの本店がオープンから13年も経過してたんですね～。そりゃ自分たちも年を食うわけだわ。

しかし突然、昨年の冬にそのポッサムチプが阪神尼崎駅前に支店を出すというニュースが駆け巡り、いつもの食いしん坊仲間で行こうという話が持ち上がり、グルコバをいつも開催している尼崎なら場所的にも問題なかろうというわけで、私もようやく初ポッサムチプと相成りました！

場所は阪神尼崎駅の北すぐにある雑居ビルの上階で、ビルの表に立っている看板が無ければ、とても焼肉屋があるとは思えない隠れ家です。

コースは5000～10000円までありますが、皆さんもうそんなに爆食できるお年頃ではありませんので、もちろん一番安い金額で行きました。でも飲み放題は不可欠（笑）。

まずは、今では完全な貴重品になってしまったユッケ。もちろんここのは正規品で、やっぱ肉の甘みがたまりませんね！

ハツ、センマイ、チレの美しい刺し身3種盛り。チレは初体験の人が多かったですが、好評でしたね。

肉の炙り寿司。霜降りで柔らかい肉、ワサビ、寿司飯の黄金コンビ！

ここから焼き物スタート。まずは分厚い角切りの塩タン～。

じっくりカンテキで炙って、表面に肉汁が浮き上がってきたところでパクリ。カーッ、たまりませんな～！

合いの手に、色鮮やかなナムル6種盛り。どれも繊細な味付けです。

生でも食べられそうなエッジがピンと立ったレバー。さっと炙っていただきましたよ、うん。

たまり醤油っぽいタレに漬けられたウチヒラ。脂が少ないけど柔らかく、さっぱりといただけます。

大ぶりに切られたミノ、ハラミ、ハツ、ヒウチ。これらは塩でいただきます。でもハラミはタレが欲しかったな・・・

しいたけは肉厚で巨大、まるでステーキを食べているようです。

アカセン、ハツ、テッチャンなどのタレ焼きホルモン。味噌ベースでパンチのある味付け、さらにビールが進みますな～。

そして肉のラストを飾るのは、ポッサムチプの代名詞である「クラシタ火肉山」！

カンテキからはみ出す、分厚く巨大なクラシタをハサミで切って取りわけ、各自いただきます。

この後、カレーやデザートも出たのですが、毎度のように後半は酔っ払って写真を撮り忘れ・・・

今では焼肉コースを出す店も珍しくなくなりましたし、肉質だけで言えばこの店を上回っているところはありますが、10年以上経っても色褪せないプレゼンテーションの数々は、さすがの矜持を感じさせました。

いや、本当にやっと念願が果たせて感無量でしたね。どうもご馳走様！

あまがさき ポッサムチプ （焼肉 / 尼崎駅（阪神）、大物駅）

夜総合点★★★★☆ 4.0