新大阪駅で西日本を中心とした各地の駅弁が買える「旅弁当 駅弁にぎわい」。
今まで、宮島口駅うえののあなごめし、折尾駅のかしわめしなどを買ってきましたが、もう1つ目当てにしていた駅弁がありました。
それが新八代駅・熊本駅の「鮎屋三代」。九州駅弁グランプリを3回連続で取った実力駅弁だそうです。
中身は、鮎の出汁で炊いた炊き込みご飯の上に、かなり大きな鮎の甘露煮がどーんと乗っかり、菜の花、酢蓮、タケノコ、卵焼き、梅干し、甘酢しょうが、椎茸が添えられています。
で、食べてみた感想なんですが・・・正直言ってちょっとガッカリさせられてしまいました。
いや、鮎は頭から食べられるほど柔らかいし、ボリュームもしっかりあるんですが、うま味調味料の存在をかなり感じてしまうんですよねえ。
特に炊き込みご飯は、スガキヤで売ってる五目ご飯のような味がして、鮎の出汁の味がどっかに飛んじゃってます。
二郎系ラーメンを好んで食べている通り、私は決してうま味調味料自体を否定するつもりはありませんけど、使うべき料理とそうでない料理があると思うんですよね。
鮎のような繊細な素材に使ってしまうと、その平板な旨味で全てが塗り固められ、もともとの素材が持っている味がよく分からなくなってしまって、とてももったいない気分になります。
まあ、今まで購入に3度振られたので余計に自分の中のハードルが上がっていたのもあるんでしょうが・・・思わずあなごめしを買い直したくなってしまいましたね(^_^;)。ごちそうさん。
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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