雨後の竹の子のように、立ち飲み店がガンガンとオープンしている昨今の「裏なんば」エリア。
飲みに行くのは週に1度ぐらいになっている今の私にとっては到底情報が追い切れなくて、寿司の富久佳なんかは1度訪れたきりなかなか再訪出来ないうちに予約が取れない店になってしまい、のんびりした酒場が好きな自分にとっては避けたいエリアになりつつあります・・・
そんな中で、2014年末からホルモン立ち飲みとしてオープンしたこの店についても、当初は情報を聞いてもスルーしていたわけですが、あの北巽にある串ホルモンの名店「串源」で修行されたという話を聞いて、急に興味が湧いたという次第です。
ホルモンは串源とは違って、鉄板で焼いてから小皿で提供されるスタイル。しかし添えられたヤンニョムジャンにはアミの塩辛がバッチリ効いており、こういうところに店の本気を感じますね。
当然、プリプリの赤センやバター醤油で芳醇に焼かれたハツ、レアに焼かれたレバーなどホルモンも新鮮そのもの。値段は330円からとリーズナブルですが、シコシコとした生センマイはてんこ盛りに盛られて量的にも十分です。
これがこの店の裏名物と呼ぶべき炙り豚足(500円)。トロトロに崩れるまで煮込まれた豚足を、鉄板で炙って塩コショウを効かせたもので、ビールにはたまらない逸品です。
肉厚の豚平焼、イタリアン風味のもつ煮込み、塩昆布とベーコンが効いたポテサラ、調味料でごまかしていないすじ肉クッパなど、一品料理はどれも光る品ばかり。
中でもお気に入りは店長さんの名前がついた「西尾の焼きそば」(550円)。柔らかく煮込まれたホルモンと豚ミンチが入り、仕上げにかけられる天カス、ネギ、目玉焼き、本格キムチで麺が見えない豪華版。これがお好み焼き屋なら800円は取ってしかるべき品ですよ!
酒も焼酎が300円からと安く、400円の瓶ビールにはあのハートランドまであったりするのがまたたまりませんな。間違いなく難波屈指のお勧め立ち飲みだと思います。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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