阪神駅弁大会4つ目は、郡山駅・福豆屋「海苔のりべん」。
東京駅の地方駅弁コーナーで売られているそうで、それがマツコ・デラックスの番組で取り上げられて有名になったみたいですね。
のり弁と名付けられているだけあって、ご飯の中には二層に渡って海苔が敷き詰められており、昆布の佃煮と鰹節が海苔とご飯の間に挟まっています。
構成はほか弁屋ののり弁と同じですが、海苔は「みちのく寒流海苔」を使っているそうで分厚く香りが高いです。鰹節は細く削られふんわりとしていて、ご飯もとても美味しく、全てにほか弁よりグレードアップした味わいです。
巷のコンビニ弁当やほか弁に比べた駅弁の魅力は、(例外はありますが)やはり隅々にまで手抜きが無い部分で、大きな卵焼きは出汁が効いていて甘すぎず、鮭はしっかりと脂が乗って塩気も確かでいかにもご飯のおかずという感じで嬉しいです。
その他もきんぴらごぼう、エビイモ、人参、かぶら漬けとありますが、どれも丁寧に作られて隙がありません。
実演の中ではあまり人気が無い弁当ですが、決して買って損はしない佳作弁当だと言えるのではないでしょうか。
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