西成区には、北東角にあたる恵美須町の交差点から、通天閣~ジャンジャン横丁~飛田本通~萩之茶屋商店街~鶴見橋商店街、さらに今池から分離して天下茶屋と、一筆書きでなぞれる長ーい商店街が連続しているわけですが、その一番西の終着点が津守商店街。
鶴見橋商店街も、なにわ筋から西はほとんどシャッター街と言えるほど閑散としてたりしますが、そこから高速をくぐって西へ渡った津守商店街はさらに寂しい状態です。
そんな中で、ひときわ活気を感じられるオアシスのような存在になっているのが「戸崎酒店 とみづや支店」さん。
一応は角打ちと呼ばれる酒屋兼立ち飲みの形態ですが、夜は店の中全部が立ち飲みスペースと化していて、近隣のオヤジ達で毎日混雑しています。
ここの特徴は、場所柄か酒屋の立ち飲みにしては珍しくホルモン料理が充実している事で、しかもボリューム満点。
牛すじのおでん(200円)は、ゴロッとした1個3cm角はあるスジ肉が5個(写真は1個食べてます(笑))も刺さっており、キリッとした醤油ダシでさっと煮られる160円のネギマもこの大きさ。
塩コショウでスパイシーに味付けされたアゴスジも200円でこの分量。写真を忘れましたが、大人のこぶし大はある手作りハンバーグも肉肉しくてビールが進みます。
小鉢にたっぷりのホルモン煮込み(250円)はあっさりした醤油味で臭みは全くありません。
マグロや鰹のタタキは、皿にたっぷり入って鮮度も十分。
湯豆腐は半丁入って180円、卵たっぷりのポテサラも小皿に山盛りです。
西成にしては酒が安いのも嬉しく、ビール大瓶が380円、焼酎、日本酒が280円から、今時珍しい生ビールの大ジョッキまで完備してますよ。
戸崎酒店 とみづや支店 (立ち飲み居酒屋・バー / 津守駅、西天下茶屋駅、木津川駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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