矢田に正月用のさいぼしを買いに行った帰り、どこで昼飯を食べようかと思案したところ、せっかくなので休日は大行列で長時間並ばないといけない店に行ってみる事にしました。
それが、昭和町にある麺屋彩々さん。
麺屋彩々についてはちょっと前になんばに支店が出来たのですが、どうも本店とは若干レベルが違うらしく、でもさすがに昭和町にある行列店まで昼休みに往復するのは不可能なので、ずっと宿題になっておりました。
11時40分ぐらいに着いてみると、平日なのに既に10人ぐらいの行列になっており、自分が並んでからもすぐに6~7人の人が通りを挟んで向かい側に並んでいます。(@_@)
でも店員さんの数が多いだけあって、20分ほど待っただけで無事入店。限定の鶏清湯ラーメンなど多くのメニューがありますが、ここは店の名を世に知らしめた品である辛味噌ラーメンを行っておきました。
まず一口食べてみて、一瞬デジャヴが頭の中をザッと吹き抜けて衝撃を受けました。
これは何だと一生懸命記憶を手繰り出してみると、あの京都にある新進亭の白味噌ラーメンだと確信しました。
新進亭の白味噌ラーメンは、今まで食べたどんな味噌ラーメンとも似てなかったのですが、とうとうここで同じ味に出会うとはまさかの出来事でした・・・
しかし新進亭と違う点は、味噌の裏側にある鶏白湯の濃厚さ。唇にゼラチンのべとつきを感じるぐらいに濃厚な鶏白湯が、味噌の個性に負けないボディで深い奥行きを形作っています。
一般的に中本のような例外を除けば、辛味噌と名が付いているラーメンであってもそれほど辛くなかったりするのが普通ですが、こちらはしっかりと辛味が効いていて食べていてどんどん汗が噴き出るぐらいです。スープがしっかりしているので辛味が旨味の邪魔になっていません。
自家製の麺はスープに負けない力強さがあり、具は菊菜、白ネギ、もやし、ゆでたまご、肩ロースの大判チャーシューと盛りだくさんですが、どれも味付けは控えめで、あくまでもラーメンの引き立て役になっている感じです。
いや、値段は880円と高価ですが、それに見合うだけのクォリティを感じる逸品でした。食べログで4点以上の評価を受けているだけの事はありますね!
場所が場所だけに再訪はなかなか難しいですが、是非機会を作って別のメニューも食べてみたいと思います。どうもご馳走様でした!
麺屋彩々 昭和町本店 (ラーメン / 昭和町駅、文の里駅、松虫駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0
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