神戸に丸玉食堂と名のついた店はずっと2軒存在していて、どちらかと言うと三宮に近い「丸玉東店」のほうに行く機会が多かったのですが、残念ながら2年前に閉店してしまい、調査の対象を元町駅の西側にあるこちらに移しておりました。
薄暗くてテーブル席主体だった東店とは違い、こちらは奥に長いウナギの寝床のような作りになっていて、テーブル席は手前に固まった構造になってます。
味は東店同様に全体的に薄味。名物ロー麺のちょっとボケたような味付けも同じです（笑）。
焼きそばはねっとりオイリーで、ワンタン麺のワンタンはたっぷりであっさり鶏ガラ醤油味。卵少なめで醤油ダレが効いた焼き飯もボリューム満点かつ安く、肉の炒りつけも厚切りの豚肉入りで豪快。
台湾料理らしくアテ系も充実、オッサン一番人気の豚足は骨が崩れるプルプルの柔らかさ、さっぱりいくらでも行けそうな蒸し鶏、台湾風に甘めの腸詰めサラミ、クリスピーな手羽先揚げなどとにかくビールが進みます。そして何故かどれにも味噌だれが付いているのが謎なポイント。
薄切りじゃなくて角切りが入ったふんわり衣の豚天、ほんのり甘くトロリとした具とクリスピーな皮のコントラストが楽しい春巻きなども食べごたえがあります。
いつ行っても愛想も飾り気もありませんが、こういう安くて普段使い出来る本格的な台湾料理店が、観光地の駅前に普通に存在している神戸という土地が羨ましいですよね。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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丸玉食堂 （台湾料理 / 元町駅（ＪＲ）、元町駅（阪神）、旧居留地・大丸前駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0
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